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【第6回図書館総合展レポート Vol.2】NHKやワーナーの映像を図書館にオンライン配信――図書流通センターの“映像情報net”

2004年11月24日 18時17分更新

文● 編集部 佐久間康仁

インターネット経由で図書館のビデオライブラリーにMPEG-2映像を配信するシステム“映像情報net”
インターネット経由で図書館のビデオライブラリーにMPEG-2映像を配信するシステム“映像情報net”

(株)図書館流通センターは、松下電器産業(株)の技術協力を得て、インターネット経由で図書館のビデオライブラリーにMPEG-2映像(ビットレート約6Mbps)を配信するシステム“映像情報net”を10月に発表し、三重県桑名の市立中央図書館にサーバーと端末4台を導入している。この導入事例を紹介するデモンストレーションが同社ブースで行なわれた。

従来、図書館のビデオライブラリーはDVDやビデオカセット、古い素材ではLDなど、コンテンツが1枚ずつに個別管理されたメディアで運用されていた。しかし、これでは100枚単位のチェンジャーシステムを導入するか、司書が個々のメディアの管理をする必要があり、手間もコストもばかにならなかった。同社が提供する映像情報netは、地域ごとに設置する配信サーバーと、各図書館(将来的には学校や図書館分館、病院、生涯学習施設なども対象にしたいという)に小型のSTB(セットトップボックス)とディスプレーを設置し、インターネットと構内LAN回線を利用して、MPEG-2データを配信するシステム。



従来活躍していた100枚セット可能なDVDチェンジャーとの比較
従来活躍していた100枚セット可能なDVDチェンジャー(奥)とSTBの比較。このSTBは、ホテルなどでのPPV(ペイパービュー)システムに使われていたものをベースに、映像情報net向けにカスタマイズしたものを提供するという(提供機ではPanasonicのロゴも消されるとのこと)

新しい映像配信のリクエストがあると、まず映像データが図書館流通センターから暗号化した形で地域サーバーにFTP(File Transfer Protocol)で転送され、そこからリクエスト元の端末に向けて再暗号化したデータをストリーミング配信する。2度の暗号化をかける理由は、万一データを不当に蓄積されて同一地域の別の図書館などで再生しようとしても不可能にするため。コンテンツの貸し出しは行なわず、館内視聴のみ可能となっている。

この高度なセキュアーシステムと図書館(および官公施設)向けという運用形態から、(株)NHKソフトウェアとワーナー エンターテイメント ジャパン(株)がコンテンツ提供契約を締結し、現在ほかのコンテンツホルダーに対しても契約交渉を行なっているという。

導入のためのコストは、STB/サーバー/管理ソフトおよびワーナーの映画タイトル100本、NHKの映像コンテンツ1000本の総計で年間300万円程度(参考価格)。分館などでSTBのレンタルのみ(クライアントの追加導入)であれば、年間数万円単位での導入が可能になるという。

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