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キヤノン、サーバー内蔵型ネットワークカメラ『VB-C50Fi』を発売

2004年11月16日 23時13分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は16日、撮影した映像をインターネット/イントラネットに配信できるサーバー機能を内蔵したネットワークカメラ『キヤノン ネットワークカメラ VB-C50Fi』を12月上旬に発売すると発表した。価格は13万8000円(税別)。

『VB-C50Fi』『VB-C50Fi』

『VB-C50Fi』は、640×480画素で毎秒30フレームの動画を配信できるネットワークカメラ。撮像素子は有効34万画素の1/4インチCCDで、9群11枚構成の光学26倍ズームレンズ(焦点距離3.5~91.0mm、F1.6~4.0)を搭載する。1ルクスでもカラー撮影が行なえる低照度カラー撮影機能を搭載しており、赤外カットフィルター(電動出し入れ対応)も搭載する。背景が明るい場合に暗い部分だけのコントラストを上げて見やすくするシェード補正や3段階の逆光補正などのイメージ補正も搭載している。被写体に対する動き検知機能を内蔵しており、最大4つまでの任意に設定した領域において動き検出を行ない、録画を開始することも可能。

通信プロトコルはTCP/IP、HTTP、DHCP、FTP、WebView(独自形式)に対応しており、圧縮方式はMotion JPEG、JPEGを利用する。同時接続クライアント数は最大50。異なる画像サイズの動画を同時に配信するマルチストリーム機能にも対応。インターフェースは10/100BASE-TX、マルチコネクターを装備する。マルチコネクターは、オプションのマルチターミナル用で、センサーや外部照明装置の制御など、システムを拡張するために用意されている。本体ボディーはアルマイト加工で、サイズは幅66.2×奥行き134.2×高さ97.0mm、重量は480g。電源はAC100Vで、ACアダプター(DC13V)を利用する。消費電力は約25W。オプションとしてネットワーク録画用のソフトも用意する。

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