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ソニー、インテル最新CPU搭載のVAIO“type R”や“type U”の新モデルなどを発表

2004年11月15日 14時59分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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“type B”は、14.1インチのTFT液晶パネル(1400×1050ドットもしくは1024×768ドット)を搭載するノートパソコン。type Bシリーズは、ソニースタイルで販売する個人ユーザー向けの機種と、法人ユーザー向けの機種があるが、今回追加された『VGN-B90PSY7』『VGN-B90PSY8』は後者になる。この2機種は従来の法人向け機種と同じく、電源をONにした時にパスワードを入力しなければ本体が起動しない“パワーオン・パスワード”や、HDDにロックをかける“ハードディスクパスワード”といった、第三者による不正な使用を防止するセキュリティー機能を搭載する。

VGN-B90PSY7/VGN-B90PSY8 VGN-B90PSY7/VGN-B90PSY8
VGN-B90PSY7/VGN-B90PSY8

9月に発表された従来機種は、CPUにすべてPentium Mプロセッサーを搭載していたが、『VGN-B90PSY7』『VGN-B90PSY8』はCeleron M 350-1.3GHzを搭載するより廉価なモデル。

CPUとバッテリー駆動時間以外の仕様は、既存の『VGN-B90PSY5』『VGN-B90PSY6』と同等。40GBのHDD(Ultra ATA/100)、256MBのメモリー(DDR SDRAM)を搭載し、CD-R/RW&DVD-ROM一体型ドライブを搭載する。液晶ディスプレーの表示解像度はXGA(1024×768ドット)で、、表示色は1619万色。ダイバーシティーアンテナを内蔵し、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を備える。

インターフェースは、USB 2.0(High-speed対応)×2、i.LINK(S400、6ピン)、10/100BASE-TX、ヘッドホン出力、マイク入力、アナログRGB出力を内蔵する。モデムはV.92対応56kbps。拡張スロットは、PCカード用(TypeII、CardBus対応)、メモリースティック用(メモリースティック PRO対応)を搭載する。OSは、Windows XP Professional SP2。

バッテリー駆動時間はバッテリーパック(S)使用時が約2時間、オプションのパッテリーパック(L)使用時は約4時間となっている(JEITA測定法による同社測定値)。本体サイズは幅約321×奥行き255.3×高さ43.2(最薄部29.0)mm、重量は約2.3kg。

バッテリー駆動時間は、バッテリーパック(S)は約3時間から約2時間に、バッテリーパック(L)は約6.5時間から約4時間に変更された。

なお型番は、Microsoft Office Personal Edition 2003をプレインストールするモデルがVGN-B90PSY8、しないモデルがVGN-B90PSY7となる。発売は12月3日の予定で、価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格はVGN-B90PSY7が約16万円、VGN-B90PSY8が約18万円。



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