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価格1万9800円の“RADEON 9800XT”搭載ビデオカードが玄人志向から発売!その理由は…?

2004年11月06日 23時28分更新

文● 増田

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 なんと、販売価格が1万9800円という“RADEON 9800XT”搭載ビデオカード「RD98XT-A256CL」が玄人志向から登場した。前世代のGPUとはいえ、まさに破格の値段といえる。

ポップ
なんと、販売価格が1万9800円という“RADEON 9800XT”搭載ビデオカード「RD98XT-A256CL」が玄人志向から登場

 ATIのハイエンド系GPUといえば“X800”シリーズだが、それらが登場する前まで最上位GPUとして君臨していたのが“RADEON 9800XT”だ。現在でもバルク版を販売しているショップを見かけることがあるが、それでも販売価格はおおむね3万5000円以上といったところ。今回の1万9800円という価格を聞いた際も「何かの間違いでは?」と思ったほどだが、ちゃんとそれなりの理由が隠されていた。
 パッケージおよび同社ウェブサイトによれば、搭載する“RADEON 9800XT”のコアクロックは385MHz。同GPU公式のクロックは412MHzなので若干低くなっている。また、搭載する256MBのDDR SDRAMもバンド幅が128bitのタイプ(公式仕様は256bit)となっており、クロックも570MHz(公式仕様は730MHz)と記載されている。カード本体も、従来の“RADEON 9800XT”搭載カードとは異なり、冷却ファンとヒートシンクは小型のもの。巷で出回っている“RADEON 9800XT”カードとは全くの別物…と言えなくもないが、それも1万9800円という値段ならば納得というところだろう。販売しているのはOVERTOPだ。

RD98XT-A256CL Hynix
従来の“RADEON 9800XT”搭載カードとは異なり、冷却ファンとヒートシンクは小型のもの搭載するDDR256MBは、最大600MHz駆動のHynix製“HY5DU561622CT-33”
パッケージ 付属品
仕様だけ見ると、巷で出回っている“RADEON 9800XT”カードとは全くの別物…と言えなくもないケーブル類などの付属品は一通り揃う
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【取材協力】

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