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インテリシンク、エンタープライズ向けモバイルプラットフォーム『Intellisync Mobile Suite Ver.6.0J』を発表

2004年10月28日 00時00分更新

文● 編集部

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インテリシンク(株)は28日、携帯電話などのモバイル機器を利用する第4世代の統合モバイルプラットフォームとして『Intellisync Mobile Suite Ver.6.0J』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は、1ライセンスが1万9200円(税別)で、最少50ライセンスから。パートナー経由で販売する。

“Intellisync Mobile Suite”は、米インテリシンク社が2003年9月に買収した米Synchrologic社の製品。日本語版は『Intellisync Mobile Suite Ver.6.0J』が初の製品となり、携帯電話などの日本市場に合わせて、英語版では実装されていない独自の機能を搭載しているのが特徴。モバイル環境から社内の各種情報(メール/PIMから社内データベースまで)のリアルタイムアクセスが可能で、セキュリティー機能やモバイルデバイスの管理機能も搭載する(発売時点ではPDAの遠隔操作のみで、携帯電話は2005月3月までに対応)。ユーザー数は数万単位まで対応可能という。

『Intellisync Mobile Suite』は、モバイル環境(モバイルデバイス)から社内のグループウェアにアクセスするための“Email Accelerator”、モバイルデバイスのファームウェアやバッテリーの状態、ロック/リセットなどのリモート管理を行なう“System Management”、ドキュメントの一元管理と一斉配信を行なう“File Sync”、データベースとの同期(シンク)を行なう“Data Sync”の4つのコンポーネントで構成される。

提供開始は、Email Acceleratorが同日付けで、System ManagementとFile Syncが2005年3月、Data Syncが2005年第2四半期の予定。

同社では、パートナー企業をサポートするプログラムの提供も開始するとしている。

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