(株)メディアプラスは27日、米Codian(コーディアン)社と国内での総販売代理店契約を締結し、テレビ会議用多地点接続装置(MCU)のうち20拠点用の『MCU 4210』と40拠点用の『MCU 4220』の販売を開始すると発表した。価格は20拠点用が300万円台前半を予定しているという。
『MCU 4220』 |
『MCU 4210』は最大20拠点でテレビ会議が行なえる多地点接続装置。音声のみならさらに20拠点を追加できるほか、会議の様子をユニキャストのストリーミングで100拠点に配信できる(マルチキャストは無制限)。呼制御プロトコルはH.323とSIPに対応し、ビデオコーデックはH.261/H.263/H.263+/H.264/MPEG-4、オーディオコーデックはG.711/G.728/G.729/G.722/G.722.1に対応。コーデックのトランスコード/トランスレートもサポートしている。
接続拠点のテレビ会議システムから、MCU内に会議室(グループ)を作成/選択でき、任意の拠点のカメラコントロールなども行なえる。接続拠点のテレビ会議システムから選択できる画面分割デザインは42種類。インターフェースはGigabit Ethernet(10/100/1000BASE-T)×2を搭載する。本体サイズは幅437×奥行き312×高さ44mm(1U)で、重量は約4kg。消費電力は最大110W。電源はAC100V~240V。
『MCU 4220』は拠点数を40に増やした上位モデル。カスタマイズにも対応しており、80拠点まで増やすことができるという。