PCの高性能化にともない、メールやブラウジングといったごく普通の用途なら、多少のマシンスペックの違いは今やほとんど体感できないというのが実情。そのような状況で、PCの“使用感”に最も影響を与えるものとなるのは実は基本的なインターフェイス機器――モニタであったり、マウスやキーボードであるのかも知れない。先週末公開の「今、ショップで一番売れてるキーボード/マウスは?」が2位に。キーボードでは古くから存在するロングセラー製品が、マウスでは光学式やコードレスといった技術革新の波を受けた最新製品が目立っていたのが印象的だ。ちなみにトップは先週に引き続き「今、ショップで一番売れてるマザーボードは?」。
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ロングセラーのキーボード、ミネベア製「CMI-6D4Y6」 |
先週登場した注目の製品といえば、Socket 939対応“Winchester”コアAthlon 64。台風の影響もあってか当初の予定からはややずれ込んでしまったようだが、さっそく一部モデルが品切れ続出となるなど好調な売れ行きを見せている。最廉価のAthlon 64-3000+で1万8000円台という低価格、かつTDPも大幅に引き下げられているということで、今ひとつ波に乗れなかった感のあるSocket 939への移行もいよいよ加速しそうだ。
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ついに登場したSocket 939対応“Winchester”コアAthlon 64。最廉価のAthlon 64-3000+で1万8000円台という低価格だ |