難しいことやめんどうなことは
いっさいしたくない人に
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| 写真1 前面のメモリカードスロットは、13種類のメモリカードに対応する(一部要アダプタ)。E-100単体でも、簡単な画像補正に加え、フィルタをかけたり、一部をトリミングしてズーム印刷したりできる。 |
カメラ付き携帯やデジカメで撮影した画像をプリントアウトするとなると、自分のPCで出力するか、DPEショップに行くか。どっちにしてもおっくうに感じているなら、エプソンのダイレクトフォトプリンタ「Colorio me:(カラリオミー)E-100」を試してみるのはいいかもしれない。
本体はコンパクトなラジカセ程度の大きさで、取っ手も付いている。今時間があるので、先日撮影した写真をプリントアウトしておこうかなぁと思えば、リビングでもどこにでも気軽に持ってきて設置できるサイズだ。PCと接続しなくても、メモリカードをプリンタ本体に差せば、そこからダイレクトに印刷ができる。印刷速度は、L版のダイクレトプリント1枚で2分弱ほどかかるが、まとめて印刷しておけば、何か用事をすますなどしているうちに終わっているだろう。
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| サンプル1 エプソンの写真用紙＜光沢＞にプリント。絹目調の写真用紙も試してみたが、光沢用紙のほうがE-100のインクとは相性が良さそうだ。 ※本誌作成の過程で正確な色味は再現できておりません。印刷サンプルは参考程度にお考え下さい。 |
対応している印刷用紙は、L版、ハガキ、フォトシール、フォトカードの4種類。E-100単体でも、印刷の設定は、フチあり／なし、フィルタ(モノクロ／セピア)、画像の自動調整(PRINTImageMatching／ExifPrint／オートフォトファイン)、明るさ、鮮やかさ、シャープネスなどの補正と、かなり細かく設定できる。携帯電話のカメラで撮影した画像の補正機能や、ズーム印刷もサポートする。ズーム印刷では、どのあたりをトリミングして拡大するかの設定も可能だ。
画像を見て印刷するものを選びたいなら、ビデオケーブルでTVと接続すればいい。TVにスライドショー表示する機能も備えている。また、USB DIRECT-PRINTやPictBridgeにも準拠しているので、対応カメラをUSBケーブルでつないで、カメラ側で画像を選んで印刷することも可能だ。
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| 画面1 「EPSON PhotoQuicker3.5」では、印刷するコマの選択、用紙やレイアウト、フレームの設定、画像の補正などが行える。 |
とにかく難しいことを考えずに、メモリカードを差して印刷開始ボタンを押せば、きれいにフチなし印刷のフォトプリントができるというのがE-100の魅力ではあるが、PCに接続して使うと、また楽しみの幅が広がる。標準添付の「EPSON PhotoQuicker3.5」をPCにインストールすれば、画像のより効果的な補正も簡単に行える。画像が暗くなりすぎていたら、自動補正機能や、人物、風景、EPSONフィルム調(ポジをスライドで見たような抜けのよさを再現する)などのモードを選択するだけで、見栄えがよくなる。赤目軽減機能も付いている。また、出力レイアウトを選んだり、文字やフレームを画像に追加するといった編集も可能だ。実売で2万3000円程度(税込)と、価格も手ごろ。家庭に1台あれば、PCに不慣れな家族や子供たちを含めて、みんなで気軽にフォトプリントを楽しめそうだ。
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| サンプル2 ディズニーフレームを使った印刷やシール印刷にも対応。 | ||
| E-100の主なスペック | |
| 製品名 | E-100 |
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| 印字方式 | インクジェット |
| 解像度 | 2880×1440dpi(PC接続時)、1440×720dpi |
| インクカートリッジ | 6色顔料(Y／M／C／R／B／BK) |
| インターフェイス | USB×2、TV出力(コンポジット) |
| メモリカードスロット | コンパクトフラッシュ(TypeII)、SDメモリーカード／マルチメディアカード×1、スマートメディア×1、メモリースティック／同 PRO×1、xD Pictureカード×1 |
| 最大給紙容量 | L版：20枚、ハガキ：10枚 |
| 取り扱い可能な画像サイズ | 横：120×4600ピクセル、縦：120～4600ピクセル |
| 対応用紙 | Lサイズ、はがき縦、カード、ミニフォトシール |
| サイズ(W×D×H) | 256×154×163mm |
| 重量 | 約2.7kg |
