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日本HP、ホームシアター向けのDLPプロジェクター『HP ep7112 Home Cinema Digital Projector』など3製品を発表

2004年10月20日 04時29分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は19日、DLP(Digital Light Processing)方式のホームシアター向けデジタルプロジェクターとして、エントリーモデル『HP ep7112 Home Cinema Digital Projector』、高解像度モデル『HP ep7122 Home Cinema Digital Projector』、DVDプレーヤー一体型モデル『HP ep9012 Instant Cinema Digital Projector』の3製品を発表した。ep7112とep7122の販売を11月12日に開始する。ep9012は直販専用モデルで12月中旬に販売を開始する予定。“HP Directplusオンラインストア”での直販価格は、ep7112が14万9835円、ep7122が24万8010円、ep9012が20万円前後の予定。

ep7112/ep7122 ep9012
『HP ep7112/ep7122 Home Cinema Digital Projector』『HP ep9012 Instant Cinema Digital Projector』

同社では、日本のホームシアター専用プロジェクター市場が飛躍的に拡大しており、2010年には出荷数がのべ40万台に達するという(株)富士キメラ総研による予測などを背景に、これまで中心だった液晶方式に加え、微小な鏡(Digital Micromirror Device)を利用するDLP方式のプロジェクターが増加していることから、ホームシアター専用プロジェクターとしてDLP方式の製品を投入するもの。

『HP ep7112 Home Cinema Digital Projector』は、ドイツのカール ツァイス社製の光学システムを搭載し、輝度が840ルーメン、コントラスト比が1600:1、解像度がSVGA(800×600画素)のプロジェクター。投射距離は1~10mで、投射画面サイズは30~270インチに相当する。光源は210Wのランプで、投影レンズはF2.4で、マニュアルフォーカス(1.16倍ズームも可能)。入力端子はコンポジットビデオ、S-Video、コンポーネントビデオ、ステレオ音声搭載し、ビデオ方式はNTSC/PAL/SECAM/HDTV(D1~D4)に対応。台形補正(縦)、縦横比調整、画面一時消去、本体を動かさずに投影画面の高さを調整できるピクチャーシフト機能などの機能も搭載している。電源はAC100~240V。本体サイズは幅386×奥行き365×高さ205mm、重量は約5.7kg。5Wのモノラルスピーカーを内蔵する。リモコン、S-Videoケーブル、コンポジット/オーディオケーブルが付属する。保証期間は1年間(ランプは1年または2000時間のいずれか短いほう)。

『HP ep7122 Home Cinema Digital Projector』は、輝度を1020ルーメン、解像度をXGA(1024×768画素)に上げた上位モデル。入力端子にはDVI-Iが追加され、HDCPにも対応。DVi-VGA変換ケーブルも付属する。本体サイズや調整機能など、そのほかの基本仕様はep7112と同等。

『HP ep9012 Instant Cinema(インスタント シネマ) Digital Projector』は、DVDプレーヤーと2.1chサラウンドシステムを一体化したオールインワンタイプのプロジェクター。輝度や解像度はep7112と、入力端子/ビデオ形式はep7122と同等で、DVD±R/RW、VideoCD、SVCD、JPEGイメージ、MP3オーディオ、CD-R/RW、ピクチャーCDの再生に対応したDVDプレーヤーを内蔵する。出力端子として5.1chデジタルオーディオ(RCA同軸)、ステレオ音声出力(RCA)が追加されている。内蔵する2.1chサラウンドシステムは、ステレオスピーカーが最大15W+15Wで、サブウーファーが最大30W。本体サイズは幅524×奥行き400×高さ320mm、重量は約10kg。

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