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オリンパスイメージング、2種類のステレオ録音モードを搭載したICレコーダー“Voice-Trek”『DS-20』を発売

2004年10月18日 23時33分更新

文● 編集部

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オリンパスイメージング(株)は18日、128MBのメモリーを内蔵したICレコーダー“Voice-Trek”の新製品として『DS-20』を11月12日に発売すると発表した。価格はオープン。併せて、充電とパソコン接続が行なえる充電クレードルセット『CR400』、『Voice-Trek DS-20』と『CR400』のセット『Voice-Trek DS-20F』も発売する。価格はオープン。

『DS-20』 『DS-20F』
“Voice-Trek”『DS-20』“Voice-Trek”『DS-20F』

『Voice-Trek(ボイストレック) DS-20』は、128MBのメモリーを内蔵し、最長で44時間45分の録音が行なえるICレコーダー。高音質のステレオマイクを内蔵しており、従来からの“高音質録音(HQ)”“標準録音(SP)”“長時間録音(LP)”の3種類のモノラル録音モードに加え、新たに“ステレオ高音質録音(SHQ)”“ステレオ標準録音(SSP)”2種類のステレオ録音モードを搭載したのが特徴。“ステレオ高音質録音(SHQ)”では100Hz~17kHz(ステレオ標準録音では100Hz~8kHz)の周波数特性(サンプリング周波数は44.1kHz)で録音できる(録音時間は約2時間10分)。“長時間録音(LP)”では、周波数特性200Hz~3kHz(サンプリング周波数8kHz)で最長約44時間45分の録音が行なえる。SHQ/SSP/HQモードはWMA形式で、SP/LPモードは独自圧縮技術を利用し“DSS(Digital Speech Standard)”形式で記録する。

“早聞き・遅聞き再生機能”も強化されており、0.5倍速~2倍速までの間で0.125倍刻み(早聞き8段階/遅聞き4段階)の調整が可能になった(従来は1.5/0.75倍のみ)。再生スピードに合わせて音程の自動調整も行なわれる。作成できるフォルダーは5つで、各フォルダーには最大199件まで記録できる。ノイズキャンセル機能や音声起動録音(VCVA録音)機能、タイマー録音機能なども搭載する。

電源は単4形アルカリ乾電池×2本またはニッケル水素充電池パック(BR402)を利用する。新電源回路の採用により、消費電力を約40%低減しており、単4形アルカリ乾電池では、ステレオで約15時間/モノラルで約18時間の録音が、ステレオで約10時間/モノラルで約11時間の再生が可能(同社測定時法による)。本体はパールホワイトとシルバーのツートンカラーで、サイズは幅37.5×奥行き17.5×高さ122mm(突起部を除く)、重量は80g(電池込み)。スピーカーの直径は23mm。インターフェースはUSB で、USBストレージクラスに対応しており、パソコンの外部メモリーとして利用することも可能。

製品には、パソコン用の音声再生/管理ソフトソフト『DSS Player』、ステレオイヤホン(E30)、専用ネックストラップ、単4形アルカリ乾電池×2本、USB接続ケーブル(KP18)、ダビング用コネクティングコード(KA333)が付属する。『DSS Player』の対応OSは、Windows Me/2000/XP、Mac OS X 10.1/10.2/10.3。対応機種はPentium II-333MHz以上(HDD直接録音では500MHz以上)を搭載したPC/AT互換機、PowerPC G3-333MHz以上(HDD直接録音では500MHz以上)を搭載したMacintosh。同社では、市販の音声認識ソフトなどに対応した高機能版『DSS Player Plus』への有償アップグレードも提供するとしている。

充電クレードルセット『CR400』は、クレードルとICレコーダー用のニッケル水素充電池、ACアダプターをセットにしたもの。ICレコーダーを置くだけで、パソコンとの双方向通信や充電が行なえる。

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