Western Digitalから、同社としては初の2.5インチHDD「WD Scorpio」が登場した。今年8月にはSeagateが2.5インチHDDをリリースしており、これで主要HDDメーカーの中で2.5インチHDDをラインナップしていないのはMaxtorのみとなった。
Western Digital製2.5インチHDD「WD Scorpio」 |
容量40GBの「WD400UE」、60GBの「WD600VE」、80GBの「WD800VE」の3モデルが同時に登場しており、いずれも厚さは9.5mm、回転数5400rpm、流体軸受を採用。平均シークタイムは12ms、内部転送速度は421Mbit/sとなっている。販売を開始したT-ZONE.PC DIY SHOPによると、1プラッタあたりの容量は40GBとのこと。バッファ容量は「WD400UE」のみが2MB、「WD600VE」と「WD800VE」が8MBとなっているが、Western Digitalのウェブサイトを見る限り、3種類の容量全てに2MB版と8MBの両方が用意されているようだ。価格は「WD400UE」が9954円、「WD600VE」が1万4490円、「WD800VE」が1万9740円。
40GB/60GB/80GBの3モデルが同時に登場 | 40GBモデルは1万円を切る | |
40GBモデルのみバッファ容量2MB。他の容量は8MBとなる | 細かいことだが、Western Digitalロゴのデザインが変更されている |