大手マザーボードベンダによる初のPentium Mマザーとして早期から告知され、話題を読んでいた「i855GMEm-LFS」。販売時期として予告されていた10月を迎え、その販売がついに開始されることとなった。
AOpen製「i855GMEm-LFS」。大手マザーボードベンダでは初のPentium Mマザーだ |
明日からの販売を予定しているのは、ZOA 秋葉原本店、パソコンハウス東映の2店舗。ZOA 秋葉原本店の予価は2万9800円となっている。やや高価ではあるものの、これまで組み込み向け製品が主で4万円台という価格がほとんどだった他社製Pentium Mマザーに比べると格段の安さ。Pentium Mをより身近にする存在として目が離せない製品といえよう。
主なスペックは、Micro ATXフォームファクタを採用、チップセットはグラフィックコア統合の“i855GME+ICH4-M”。拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DIMM×2でDDR266/333対応、最大メモリ容量は2GB。もちろん“Dothan”に対応。
はじめてその存在が告知されたのは8月7日の「自作ノート体験祭り」 | 8月中旬にはショップににポスターが配布される | |
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