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インテル製10ギガビットイーサネットカード「インテル PRO/10GbE SR サーバ・アダプタ」が登場!

2004年10月06日 21時38分更新

文● 増田

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 今年5月に発表されたインテル製の10ギガビットイーサネットカード「インテル PRO/10GbE SR サーバ・アダプタ」の展示がはじまっている。販売価格が約55万円という、モンスター級のイーサネットカードだ。

本体 説明
インテル製の10ギガビットイーサネットカード「インテル PRO/10GbE SR サーバ・アダプタ」133MHz/64bit PCI-Xに対応し、伝送距離が300m未満のシステム向けとされている

 この製品は、T-ZONE.PC DIY SHOPの開店5周年記念としてインテルから貸し出されたサンプル品。サーバ用ネットワーク・アダプタなど既存の機器に適合したサイズと、低コストが求められる企業向け機器での短距離10ギガビット/秒伝送のニーズに対応するために、2002年3月に、インフィニオン、インテル、ピコライトにより“XPAK MSA”規格が策定されており、それに準拠したXPAK光モジュールを採用。伝送距離は短いが低コストなマルチモード光ファイバ対応とすることで、同社の従来製品と比較して約40%低価格化されているのが特徴の製品だ。133MHz/64bit PCI-Xに対応し、伝送距離が300m未満のシステム向けとされている。
 同社のリリースによると「主な用途は、サーバークラスターやネットワークストレージ、メディカルイメージング、グラフィックデザインなどのサーバーアプリケーションに適している」としている。今回展示しているT-ZONE.PC DIY SHOPによると「さらに上位モデルの、シングルモード光ファイバに対応する『インテル PRO/10GbE LR サーバ・アダプタ』もあり、こちらは約120万円と聞いている」とのこと。こちらは、伝送距離が最大 10キロメートルで、データ・センター間の通信などに適しているという。当然、どちらも在庫販売などしていないが、希望すれば購入は可能ということだ。

ブラケット部 型番
マルチモード光ファイバに対応するXPAK光モジュールを採用することで、同社の従来製品と比較して約40%低価格化されているのが特徴型番。さらに上位モデルの、シングルモード光ファイバに対応する「インテル PRO/10GbE LR サーバ・アダプタ」もあり、こちらは約120万円とのこと
カード裏面 展示中
カード裏面。販売価格が約55万円という、モンスター級のイーサネットカードだT-ZONE.PC DIY SHOPの開店5周年記念としてIntelから貸し出されたサンプル品。約2週間ほど展示される予定だ
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