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エプソン、写真プリント機能を充実させた複合機新シリーズ“オールフォト・カラリオ”ほか、デジタルイメージング製品13機種を発表

2004年09月28日 23時36分更新

文● 編集部 内田泰仁

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『PX-G5000』『PX-G920』

単機能プリンターのうち、“カラリオプロセレクション”の『PX-G5000』『PX-G920』は、ハイアマチュア~プロ向けのハイエンド製品。2機種共に最大印刷解像度が5760×1440dpiで、“EPSON NATURAL PHOTO COLOR3”および“オートフォトファイン!6”搭載、“Adobe RGB色空間”サポートなどの画像処理技術とドット配置の最適化、ブラック/シアン/マゼンタ/イエロー/ライトシアン/ライトマゼンタ/レッド/ブルーの8色構成の顔料“つよインク”による高発色/高階調表現/高密度化により、“写真にこだわるユーザーの写真作品にふさわしい写真高画質”と保存性を実現したプリントが可能な製品となっている。

また、一眼レフデジタルカメラを中心に普及が進んでいるRAWデータの印刷にも対応し、11月公開予定のプリントソフト『Epson RAW Print』を利用することで、被写体を選択する“シーン選択”、最大±2EVまで1/3段階での補正が可能な“露出補正”、ホワイトバランス調整などの機能を利用した印刷が可能となるという。

用紙は単票紙やはがきのほかロール紙もサポートし、CD-R/DVD-Rレーベルへの印刷も可能。最大用紙サイズは、上位機種の『PX-G5000』がA3ノビ、スタンダードモデルの『PX-G920』はA4。最大給紙容量は、いずれもA4で120枚、はがきで50枚。インターフェースはIEEE 1394およびUSB 2.0。本体サイズ/重量は、『PX-G5000』が幅615×奥行き314×高さ219mm/11.7kg、『PX-G920』が幅495×奥行き307×高さ198mm/8.0kg。オプションとして、無線プリントアダプター『PA-W11G』が用意される。

『PM-D770』『PM-G820』『PM-G720』

エントリー~ミッドレンジ向けの単機能プリンター“カラリオ・プリンタ”『PM-D770』『PM-G820』『PM-G720』は、いずれも6色構成の染料系“つよインク”を採用し、印刷解像度は最大5760×1440dpi。“カラリオプロセレクション”シリーズとは異なり、RAWデータ印刷には対応しないが、“EPSON NATURAL PHOTO COLOR3”“オートフォトファイン!6”“Adobe RGB色空間”などの画像処理技術は上位シリーズと同様に搭載する。

このほか、各機種共にCD-R/DVD-Rレーベルプリントが可能なほか、『PM-D770』では“簡単3WAYダイレクトプリント”に、『PM-G820』はプリントしたものをそのまま飾ることが可能なフォトスタンド/フォトアルバム印刷にそれぞれ対応する。

対応用紙は最大A4サイズで、『PM-G820』のみロール紙にも対応。パソコンとの接続インターフェースは、『PM-D770』『PM-G820』がUSB 2.0、『PM-G720』はUSB 1.1。本体サイズ/重量は、『PM-D770』が幅498×奥行き264×高さ225mm/6.1kg、『PM-G820』が幅495×奥行き307×高さ198mm/8.0kg、『PM-G720』が幅462×奥行き263×高さ196mm/5.2kg。いずれもオプションとして、無線プリントアダプター『PA-W11G』が用意される。

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