このページの本文へ

コニカミノルタ、レンズ交換式デジタル一眼レフ『コニカミノルタα-7 DIGITAL』を発表――手ぶれ補正機能を本体に内蔵!

2004年09月16日 23時26分更新

文● 編集部 美和正臣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

『コニカミノルタ AFズーム17-35mm F2.8-4(D)』と『コニカミノルタ AF ズーム28-75mm F2.8 (D)』は、α-7 DIGITALに合わせて発表されたズームレンズ。レンズ内部に被写体までの距離を測る“距離エンコーダー”を搭載しており、『α-7 DIGITAL』や35mm一眼レフカメラ『α-7』などに装着し、同社の『プログラムフラッシュ5600HS(D)』や『プログラムフラッシュ3600HS(D)』などと組み合わせると、TTL測光でのフラッシュシンクロよりも細かな発光調整が可能な“ADI(Advanced Distance Integration)調光”が可能なのが特徴。

『コニカミノルタ AFズーム17-35mm F2.8-4(D)』は、非球面レンズ3枚、異常分散ガラス1枚を含む11群14枚構成で、焦点距離は17~35mm(α-7 DIGITAL装着時22.5~52.5mm相当)。画角は104~63度。最短撮影距離は30cm。最大撮影倍率は0.19倍。本体サイズは直径83mmで、長さ88.5mm。重量は440g。マウントはミノルタAマウントに対応。フィルター径は77mm。絞りは“完全自動虹彩円形絞り”を採用しており、絞り羽根は7枚。絞り調節をカメラ側で行なうため、絞り環は省略されている。最小絞りはF32(35mm時)。フォーカシング方式は“インターナルフォーカス”を採用している。フードは“花形バヨネット式”のものが付属する。

『コニカミノルタ AFズーム17-35mm F2.8-4(D)』

『コニカミノルタ AF ズーム28-75mm F2.8 (D)』は、非球面レンズ4枚、異常分散ガラス1枚を含む14群16枚構成で、焦点距離は28~75mm(α-7 DIGITAL装着時42~112.5mm相当)。画角は75~32度。最短撮影距離は33cm。最大撮影倍率は0.26倍。本体サイズは直径73mmで、長さ94mm。重量は505g。マウントはミノルタAマウントに対応。フィルター径は67mm。絞りは“完全自動虹彩円形絞り”を採用しており、絞り羽根は7枚。絞り調節をカメラ側で行なうため、絞り環は省略されている。最小絞りはF32(75mm時)。フォーカシング方式は“インターナルフォーカス”を採用している。フードは“花形バヨネット式”のものが付属する。

『コニカミノルタ AF ズーム28-75mm F2.8 (D)』

『コニカミノルタ 縦位置コントロールグリップ VC-7D』はα-7 DIGITAL専用の縦位置グリップ。グリップ部にはレリーズボタン/前ダイヤル(シャッタースピード)/後ダイヤル(絞り)/AEロックボタン/AF/MF切替ボタン/AFエリア選択ボタンが装備されている。充電式リチウムイオンバッテリー『NP-400』を2個装着できるほか、単3ニッケル水素バッテリー×4本で動作させることができる。本体サイズ/重量は、幅145×奥行き80.5×高さ48mm/265g(バッテリー含まず)。

縦位置コントロールグリップは、バッテリー室にプラグ部分を入れる形となる縦位置コントロールグリップを本体に取り付けたところ

同機のRAW現像ソフトとして、画像のブラウジング/分類/レタッチ/RAW現像/プリントなどが可能な『コニカミノルタ ディマージュ マスター』も発表された。同社が新たに開発した“三次元ルックアップテーブル色変換方式RAW現像エンジン”を搭載しており、センサーの出力情報から絵作りを行なうため、色ごとにきめ細かい変換処理が可能になり、より正確な色再現が可能になったという。色空間の設定やICCプロファイルによるカラーマネージメントに対応。また、RAW画像から直接プリンターの色空間へ変換する“プリント機能”も搭載する。

『コニカミノルタ ディマージュ マスター』の表示画面

管理機能としては、サムネイル画像を表示する“ブラウズモード”を搭載。編集機能では、ヒストグラムやホワイトバランス比較ツールなどで数値的に画像を比較可能な“比較モード”などを搭載する。また、レタッチ機能として、ソフトフォーカス処理やプリントサイズに適した補正値を選べる“シャープネス補正機能”、補正の内容を登録し、ほかの画像の補正作業をする際に登録内容を呼び出して適用することができる“補正ジョブ登録機能”、複数の画像に同様の補正を処理を行ない、画像を一括してファイルに保存する“一括画像処理機能”などを搭載する。

対応OSはWindows 2000/XP、Mac OS X 10.1.3~10.1.5/10.2.1~10.2.8/10.3.0~10.3.5。対応機種は、Pentium II以上(Pentium III以上を推奨)を搭載したPC/AT互換機、PowerPC G3以降(G4以降を推奨)を搭載したMacintosh。メモリーは、WindowsとMacintoshともに128MB以上(256MB以上を推奨)。HDDはWindowsとMacintoshともに100MB以上(アプリケーション起動時に200MB以上必要)など。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン