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日立リビングサプライ、スリムタイプの315万画素デジタルカメラ『HDC-301SLIM』を発売

2004年08月27日 17時20分更新

文● 編集部

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(株)日立リビングサプライは27日、デジタルカメラ“i.mega”シリーズの新製品として、奥行きを21mm、グリップ部の厚さを17mmにしたスリムタイプの315万画素デジタルカメラ『HDC-301SLIM』を9月10日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は1万6000円

『HDC-301SLIM』
『HDC-301SLIM』

『HDC-301SLIM』は、有効約315万(総約316万)画素の1/1.8インチCMOSセンサーを搭載し、補間機能により約664万画素(2976×2232画素)の撮影が可能なデジタルカメラ。同社では、デジタルカメラで500万画素クラスの高画素数製品が増えている一方、気軽に撮影できる軽量小型のデザイン性重視のセカンドマシンとしての需要も高まってことや、同社が実施したエンドユーザー向けのアンケート調査において、デジタルカメラに必要な画素数として「300万画素~400万画素」という回答が約65%を占めていることなどから、実用的な画素数として315万画素CMOSセンサーを搭載し、アルミフロントカバーを採用した軽量/スリム設計によるデザイン性と携帯性を備えたものを製品化したもの。PCカメラ機能を搭載し、汎用性も向上させたという。

本体背面
本体背面

レンズは焦点距離が8.34mm(35mmフィルム換算で約44mm)の固定焦点で、非球面レンズ2枚を含む4群4枚構成。F値は3.0。最短撮影距離は約120cm(マクロモードで約20cm)。デジタルズームは4倍まで(10ステップ)。感度はISO 100相当。シャッター速度は1/4~1/1000秒。露出補正は±2.0EV(0.5EVステップ)。本体に16MBのメモリーを内蔵するほか、SDメモリーカードスロットを搭載しており、内蔵メモリーから別売のSDメモリーカード(32M~512MB対応)に画像をコピーすることも可能。記録解像度は、静止画が最大2976×2232画素で、動画が512×384画素(毎秒10フレーム)。記録形式は静止画がJEPG(Exif 2.2、DCF 1.0準拠)、動画がAVI(Motion JPEG、音声なし)。USB接続のPCカメラ機能では320×240画素で毎秒20~30フレーム、640×480画素で毎秒10~15フレーム。ファインダー兼モニター用に1.5インチ液晶ディスプレー(280×220画素)を搭載する。インターフェースはUSB 1.1。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000/XP。電源は単4形乾電池(アルカリ/ニッケル水素)×2本。約600枚の連続撮影が可能(連続再生は約60分)。約60秒のオートパワーオフ機能に対応。本体サイズは幅85×奥行き21×高さ55mm、重量は約85g。

製品パッケージには、専用USBケーブル、ネックストラップ、カメラポーチ、ペット型クリーナー、インストール用CD-ROM(HDC-301SLIMDriver)、単4形アルカリ乾電池2本などが同梱される。

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