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マイクロソフト、『Microsoft Office Excel Add-in for SQL Server Analysis Services 日本語版』などの無償提供を開始

2004年08月26日 23時11分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は26日、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールとして、『Microsoft Office Excel Add-in for SQL Server Analysis Services 日本語版』と『Microsoft Office Business Scorecards Accelerator』のダウンロードによる無償提供を同日付けで開始すると発表した。

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提供中のSQL Server 2000 Reporting Servicesに加え、今回提供を開始するExcel Add-in for SQL Server Analysis ServicesとBusiness Scorecards Acceleratorにより、経営陣から現場の従業員まで企業のあらゆる層が必要とする分析ツールが揃ったとしている

『Microsoft Office Excel Add-in for SQL Server Analysis Services 日本語版』は、Excel 2002 SP3とExcel 2003用のアドインツールで、複数のSQL Server Analysis Servicesのキューブ上の情報を統合し、詳細な分析を実行して、計画/予算編成/予測などのクオリティーを向上させることで、高度なレポートを作成できるようになるとしており、Excelのインターフェースを利用することから、ユーザーのトレーニングの時間やリソースを節約できるうえ、特別なレポートツールや分析ツールを導入せずに、ビジネスインテリジェンス環境を構築できるという。

『Microsoft Office Business Scorecards Accelerator』は、業務評価メトリクスの定義と測定、ビジネス戦略の可視化、パフォーマンスマネジメントを行なえるようにするツール。ウェブブラウザーベースで戦略マップやスコアカードのデザインを行なえるのが特徴。作成された戦略マップとスコアカードは、SharePoint Portal Server 2003やWindows SharePoint Servicesを利用したポータル画面上に統合できるため、組織や人事ごとに異なる形にカスタマイズして提供することが可能としており、企業や組織全体の戦略的な意思決定の促進や、ビジネスパフォーマンスの最適化を図ることができるとしている。

ともに、同社のウェブサイトの中の“SQL Serverのサイト”で提供する。

同社では、2月に提供を開始している『SQL Server 2000 Reporting Services』と組み合わせることで、経営陣から企画担当者、現場の従業員まで、企業のあらゆる層でフロントエンドとして利用できる分析ツールが揃ったとしている。

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