ソニーマーケティング
オープンプライス
カーナビ老舗のソニーからHDDナビ登場
ホームステーションに載せたXYZ本体 |
「NV-XYZ77」はこちらから購入いただけます。画像をクリックするとアスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト“SONY Flash on ASCII”に移動します。 |
ソニー(株)からHDD搭載カーナビゲーション“XYZ(ジィーゼット)”シリーズが発売された。カーナビゲーションの記憶媒体がDVD-ROMからHDDへと急速に移行する中、カーナビ老舗のソニーもついにHDDナビをデビューさせた。
簡素化された配線/取り付け方法
XYZシリーズは、アタッチメントから取り外して自宅に持ち運びが可能なトランスポータブルタイプのナビゲーションシステム。従来、ナビゲーションシステムの多くはディスプレーと本体が分離し、“ディスプレーをクルマのダッシュボードの上に取り付け、本体をトランクや助手席下に設置、その間を太いケーブルが這い回る”といった具合に、見栄えがあまりよくない状況になってしまうことが多かった。しかし、近頃はカーオーディオのスペースにモニターが収納されるタイプが増えているほか、カーナビがクルマに装着された状態で納品される“純正装着”ではオーディオとの一体型タイプが人気だ。
ポータブルタイプの良いところは、なにより本体が取り外せることと、仕様によっては取り付けが非常に簡単だということだ。XYZは本体をパソコンと接続し、インターネット経由でデータを更新できるのが特徴なので、ポータブルであることは設計上の必須条件だったと推測される。そして、XYZシリーズの中でも、ジャイロの車速パルスによる測位ユニット(※1)を持たない「NV-XYZ55」「NV-XYZ33」では、取り付けが非常に簡素化され、クルマとの配線はシガーライタープラグから電源をもらうだけとなっている。
※1 測位ユニット これらは、オプション製品の拡張ステーション「NVA-CS1」の機能。車速パルス(車輪の回転に合わせたパルス)とジャイロを内蔵し、クルマの向かっている方向と進んだ距離を測定してクルマの位置を計測できる。またNVA-CS1は、TV放送の受信やVICS(Vehicle Information and Communication System)渋滞情報の取得に対応、別売のビーコンユニット「NVA-VB4」の併用で道路に設置してある光ビーコンと高速道路脇の電波ビーコンを受信して経路通過時間が計測可能といった特徴があるXYZシリーズ3機種の比較
NV-XYZ77 | NV-XYZ55 | NV-XYZ33 | |
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収録地図リカバリ-ディスク(DVD-ROM) | ○ (全国地図+市街地図+XYZモーションストリートガイド) |
○ (全国地図+市街地図+XYZモーションストリートガイド) |
○ (全国地図+XYZモーションストリートガイドのサンプル) |
拡張ステーション「NVA-CS1」 | ○ | 別売 | 別売 |
ホームステーション「NVA-HS1」(※2) | ○ | 別売 | ○ |
リモコン「RM-X700」 | ○ | ○ | 別売 |