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モノリス、宿泊予約サイトの料金を比較できるサービス“モノリス”を開始

2004年08月17日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)モノリスは16日、国内のホテル/宿泊施設を予約する際に、複数の宿泊施設の料金を一覧で比較できるサービス“モノリス”を17日に開始すると発表した。これは、同じ宿泊施設でも、宿泊予約サイトにより料金が異なることがあるうえ、検索エンジンでは料金やプランの比較が難しいことから開発したもの。

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“モノリス”

同社では、自動巡回方式の情報収集システム“モノリスデータクローラシステム”により、国内の宿泊予約サイトの宿泊料金や空室数などを自動収集した後、異なるフォーマットの情報から必要なデータ群(基本項目)を独自開発のアルゴリズムで自動解析し、“モノリス”のデータベースに分類、保存。これを基に最も安い料金を表示するシステムを構築したという。検索可能な宿泊施設は約2万2000施設、プランは約340万件。現時点での自動巡回先サイトは、“じゃらんnet”、“旅の窓口”、“ベストリザーブ”で、次期バージョンにおいて“宿ぷらざ”に対応する予定。

同時に、同じ都道府県(地域)内の各宿泊施設との料金/プランの比較が行なえるインターフェース“モノリス商品検索システム”を開発。この検索システムでは、“都道府県”(地域)、“宿泊日”(最長3ヵ月先)、“泊数”(最大10泊)、“部屋種”(1部屋1名利用、または1部屋2名利用)、“部屋数”(最大3室)などにより検索が行なえるという。施設の基本情報(名称/住所/電話番号など)を提供するページも用意されている。

同社では“モノリス”をコラボレート型検索エンジンと位置付け、インターネット上の各所に存在する商品情報を“データ構造に特化した検索エンジン”として再統合することで利用者主導型のマーケットの創造に寄与したいとしており、今後は“インターネットホテル予約分野”を中心に、自動巡回対象サイトの拡大、検索可能宿泊施設数および宿泊プランの充実などを進めるという。2005年3月には検索可能宿泊施設4万施設、宿泊プラン数600万件を目指すとしている。

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