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イー・アクセス、下り47Mbpsサービスを11月に50Mbps超に高速化

2004年08月10日 21時09分更新

文● 編集部

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イー・アクセス(株)は10日、下り47Mbpsの高速ADSLサービスをモデムのファームウェアのアップグレードにより50Mbps超に高速化すると発表した。11月をめどに実施する。

高速化に伴い、オーバーラップ技術の適用範囲を拡張するとともに、新しいノイズキャンセル機能を導入する。これによりISDNなどの回線ノイズの影響を受けやすい、中長距離を中心としたユーザーでは、40Mbpsサービスに比べて平均で20~30%実効速度が速くなるという。47Mbpsから50Mbps超への高速化は既存のモデムに新ファームウェアをダウンロードすることで行なえる。

また、上り最大速度の5Mbpsへの高速化については、オーバーラップ技術により低周波数帯を拡張するため、収容局からの距離にかかわらず高速化の効果が安定的に期待できるとしており、4~5.1MHzの高周波数帯を利用する他社の上り高速化方式に比べ、理論値で96.5%(同社の試算による)のユーザーが、同等あるいは高い実効速度で利用できるとしている。

併せて、平成17年(2005年)3月期(2004年4月1日~2005年3月31日)の中間業績予想を上方修正した。これは7月1日付けでAOLジャパン(株)から譲り受けたISP事業の9ヵ月ぶんの利益や、譲り受けに伴う12ヵ月ぶんの営業権償却費を加えたことよるもの。

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