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知的財産教育協会、“第3回 知的財産検定”の実施概要を発表――大阪でも開催

2004年08月09日 23時56分更新

文● 編集部

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中間法人の知的財産教育協会は9日、11月14日に実施する“第3回 知的財産検定”の概要を発表した。同検定は、知的財産関連の人材育成を目的として行なうもので、今回から公開受験を大阪でも実施するほか、新たに特定分野の高度な専門知識を問う“1級(特許)”を実施する。

大阪での実施は、都道府県別特許出願数(2002年度)が、大阪2位、京都5位、兵庫6位と、近畿圏での特許出願数が多く、近畿経済圏の中心であるうえ、隣接する愛知県(特許出願数4位)と併せて、幅広い業種の中小企業が集まっていることから決めたという。

今回から実施される“1級(特許)”は、特許分野での“課題解決能力”を評価するもので、企業の知的財産部などに所属する実務経験者が対象となる。“国内出願”“外国出願”“契約/係争”“自社の知財戦略策定”など、主な特許業務について、円滑に遂行できているかどうかを客観的な指標で確認できるという。

検定の時間は、1級/特許(準1級)が12時30分から15時30分まで(180分)、2級(準2級)が12時30分から14時まで(90分)で、会場は、東京が法政大学(市谷キャンパス)、大阪が(千里山キャンパス)となる。問題数は60問。テスト形式は択一マークシート方式。受験料は、ウェブ申し込みの場合、1級(特許)が1万5750円、2級が7875円、郵送申し込みの場合、1級(特許)が1万6800円、2級が8925円。法人/団体の場合は別途問い合わせとなる。1級(特許)の申し込みは9月20日から(2級は受け付け中)。

今後同協会では、“商標”“著作権”などの専門分野に特化した検定を開発していく予定としている。

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