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ブラザー工業、Bluetooth対応携帯電話機からも印刷できる薄型モバイルプリンター『MW-140BT TypeE』を発売

2004年08月05日 18時52分更新

文● 編集部

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ブラザー工業(株)は5日、薄型モバイルプリンター“MPrint(エムプリント)”シリーズの新製品として、Bluetooth対応の携帯電話機からの印刷が行なえる『MW-140BT TypeE』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格はオープン。

『MW-140BT TypeE』『MW-140BT TypeE』

『MW-140BT TypeE』は、2月に発表した、Bluetoothに対応したPDA(携帯情報機器)やモバイルパソコンなどからプリントできる紙カセット方式の薄型モバイルプリンター『MW-140BT』を、Bluetooth対応の携帯電話機からの印刷にも対応させたモデル。プリンター本体に印刷に必要な文字フォントやコマンド(ESC/Pコマンド準拠のプリンターコマンド)を組み込んでおくことで携帯電話からの印刷に対応したのが特徴。単純なコマンドの繰り返しで帳票の印刷データを作成できるため、ソフト開発の期間を短縮可能で、開発費用も削減できるという。対応携帯電話機は、Bluetooth 1.1(Class 2、シリアルポートプロファイル)に対応したKDDI(株)の『A5504T』で、最新の対応機種はホームページに掲載するとしている。

印刷方式にはラインヘッドによるダイレクトサーマル方式を採用し、解像度は300×300dpi。印刷速度は1枚あたり15秒(A7サイズ)。紙製のペーパーカセットを利用し、自動給紙に対応。対応用紙は、同社の“Cシリーズ”(A7カット紙、74×105mm)。プリンター制御コマンドは独自ラスターコマンドとESC/P準拠プリンターコマンドに対応し、内蔵フォントは、ゴシック(16/24/32ドット)、JIS第1/第2水準、非漢字絵文字、ひらがな、カタカナ、JISコード記号類、バーコード下部文字(16/30ドット)。インターフェースはUSB 1.1とBluetooth 1.1に対応し、USB接続時の対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP、Pocket PC 2000/2002/2003、Palm OS 3.5~5.2。ドライバーソフトや印刷ソフトなどが同梱される。電源はリチウムイオン充電池(7.4V)で、充電用ACアダプターが付属する。本体サイズは幅100×奥行き160×高さ17.5mm、重量は300g(充電池、C-11感熱紙を含む)。USBケーブルと感熱紙タイプのペーパーカセット『C-11』が1個同梱される。『C-11』は50枚入りで希望小売り価格は315円。ペーパーカセットには、そのほか、ラベル、カセットラベル、複写紙なども用意されている。

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