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インテル、『インテル Pentium M プロセッサ 超低電圧版 733』などミニ/サブノート向け低消費電力プロセッサー4製品を発表

2004年07月21日 20時31分更新

文● 編集部

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インテル(株)は21日、重量が1.5kg程度のミニ/サブノートパソコンやタブレットPC向けのCPUとして、『インテル Pentium M プロセッサ 低電圧版 738』、『インテル Pentium M プロセッサ 超低電圧版 733』、『インテル Pentium M プロセッサ 超低電圧版 723』、『インテル Celeron M プロセッサ 超低電圧版 353』の4製品を発表した。価格は、1000個受注時の単価で、Pentium M 低電圧版 738が3万1620円、超低電圧版 733が2万9170円、超低電圧版 723が2万6830円、Celeron M 超低電圧版 353が1万7930円。すでに出荷を開始しているという。

Pentium M 低電圧版 738とPentium M 超低電圧版 738/723は、2MBの2次(L2)キャッシュメモリーを集積し、FSB(フロントサイド・バス)は400MHzで動作するプロセッサー。データ・プリフェッチャーやレジスター・アクセス・マネジャーの強化などマイクロアーキテクチャーを強化したほか、バッテリー持続時間を延ばす“拡張版Intel SpeedStep テクノロジ”を搭載したのが特徴。動作クロック周波数は、Pentium M 低電圧版 738が1.40GHz、超低電圧版 733が1.10GHz、超低電圧版 723が1GHz。動作電圧と熱設計電力は、低電圧版が1.11Vで10W、超低電圧版が0.94Vで5W。90nmプロセス技術で製造され、パッケージはマイクロFCBGAを採用する。対応チップセットは855で、“インテル PRO/Wireless ネットワーク・コネクション”と組み合わせて、モバイルプラットフォーム“インテル Centrino モバイル・テクノロジ”に対応可能。

Celeron M 超低電圧版 353は、低価格帯のモバイルパソコン向けプロセッサーで、2次キャッシュメモリーは512KBを搭載する。FSBは400MHzで、動作クロック周波数は900MHz。対応チップセットは855と852GM。動作電圧は0.94Vで、熱設計電力は5W。90nmプロセスで製造され、パッケージはマイクロFCBGAを採用。

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