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サンリオピューロランドと富士通、RFIDタグ利用のイベント“デジタル昆虫採集”を開催

2004年07月14日 20時40分更新

文● 編集部

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(株)サンリオピューロランドと富士通(株)は14日、富士通が開発したRFIDタグを利用するアプリケーションで昆虫採集の疑似体験が行なえる“デジタル昆虫採集”イベントを開催すると発表した。17日から8月31日まで、東京都多摩市の“サンリオピューロランド”で開催する。参加費用は300円で、認定証とスタンプブックが提供される。サンリオピューロランドへの入場料は別途必要。

イベントのイメージ
イベントのイメージ

“デジタル昆虫採集”システムは、RFID(Radio Frequency Identification)タグの書き込み機能をテーマパークに適用したのが特徴。システムは、複数のリーダー/ライターを内蔵し、デジタル昆虫が生息するゲームパネル“昆虫フィールド”と、ゲーム終了後に結果の印刷された認定証を発行するためのプリンター“昆虫王認定証プリンタ”で構成される。参加者がRFIDタグの付けられた昆虫採集用の網(捕虫網)を利用し、会場内の“昆虫フィールド”に隠れている擬似的なデジタル昆虫を捕らえることで、RFIDのリーダー/ライターからRFIDタグに昆虫の情報が送信され、仮想的に昆虫を採集できるようになっている。プリンターは捕虫網のRFIDタグからデジタル昆虫の識別情報を受信する機能を搭載しており、参加者の顔写真と採集した昆虫の写真の入った認定証をプリントする。

両社は、サンリオピューロランドにおいて、ITを利用した今までにないアトラクションやイベントのアプリケーションを開発するほか、将来的には、施設内のアトラクションと家庭をインターネットでつなげた新しいエンターテイメントなどの提供も予定しているという。

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