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沖電気、情報抽出技術を利用したウェブ情報収集支援サービス“MAILPIA”を開始――朝日ネットがユーザー向けに提供

2004年07月07日 22時31分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)は7日、指定したウェブページの指定したキーワードに関する更新情報を電子メールで受け取れるウェブ情報収集支援サービス“MAILPIA(Mail-based Personalized Information Accessing Services)”(メールピア)のASPによる提供を開始すると発表した。(株)朝日ネットのインターネット総合サービス“ASAHIネット”では同日よりサービスを提供する。利用は無料。

サービス概要
“MAILPIA”のサービス概要

“MAILPIA”は、ユーザーが指定したウェブページの、指定したキーワードに関する内容が更新された場合に、更新内容を電子メールで通知するサービス。これを利用することで、商品のリリース情報、キャンペーン情報、日記、掲示板などのページを設定することで、不定期に更新される情報から必要な最新情報だけをまとめた自分専用の“マイメールマガジン”を作成できるという。

“MAILPIA”は、指定したキーワードがウェブページや“RSS(RDF Site Summary)”データの更新内容に含まれているかどうかを情報抽出技術を利用して判定する。同社の非定型フォーマット文書向けの情報抽出技術は、個々の文字列に対して、人名/地名/組織名などの属性を付与するのが特徴。連続する複数の文字列を1つに結合したうえで新しい属性を付与できるうえ、1つの文字列に複数の属性を付与することも可能となっており、どのキーワードでも抽出できるようになっているという。提供するサービスでは、更新内容から意味のある文字列として認識できる単語を自動的に抽出し、指定したキーワードと一致する場合は電子メールで更新内容を通知する。日時情報(アクセスタイムスタンプ)だけが更新された場合に通知しないように設定することもできるという。

同社では、ISPやASP、コンテンツプロバイダーなどにASPサービスとして提供し、20004年度にプロバイダー10社への導入を目指すとしており、1億円の売り上げが目標。企業の社内システム向けのパッケージ製品としても提供する計画としている。

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