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ソニー、QoS機能を搭載したIEEE 802.11a/b/g準拠の無線LANモジュール『SWU-AGK152M』を発売

2004年07月07日 21時19分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は7日、動画や音声などが途切れないように通信帯域を確保するQoS(Quality of Services)機能を搭載し、IEEE 802.11a/b/g規格に準拠した無線LANモジュール“2.4GHz/5.2GHz帯無線通信ユニット”として『SWU-AGK152M』を発売すると発表した。7月下旬にサンプル出荷を開始する。サンプル価格は3万5000円。

『SWU-AGK152M』
『SWU-AGK152M』

『SWU-AGK152M』は、ワイヤレステレビを始めとして、需要増が予想されている無線を利用した動画や音声信号の機器間伝送において、2.4GHz/5.2GHz帯の電波が混雑していても、安定した映像/音声通信が行なえるようにQoS機能を搭載したのが特徴。QoS機能に対応した集積回路“MAC(medium access control)IC”が搭載されており、ほかのIEEE 802.11/a/b/g対応機器が周囲で信号を出していても優先的に帯域を確保するという。通信モードはインフラストラクチャーモードとアドホックモードに対応し、セキュリティー機能は128bit/64bit WEPをサポート。8月末にはWPAもサポートするとしている。独自のダイバーシティー技術を搭載しており、さまざまな方向からの信号に適した受信性能を持たせたという。アンテナは小型同軸コネクター(U.FLコネクター×2)に対応。インターフェースはMini PCIを採用し、カードサイズは幅59.6×奥き50.7×高さ3.6mm、重量は約12g。電源電圧は3.3V。

同製品は、1月に発表したIEEE 802.11a/b/g対応の“ロケーションフリーテレビ”『エアボード LF-X1』に搭載されているものと同じモジュールであるという。

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