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P&A、セキュリティー機能を強化した圧縮解凍ソフト『WinZip 9.0J』など2製品を発売

2004年07月05日 23時39分更新

文● 編集部

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(株)ピーアンドエーは5日、圧縮解凍ソフト“WinZip(ウインジップ)”の最新版『WinZip 9.0J』の販売を16日に開始すると発表した。価格は、ボックス版が5250円、ダウンロード版が4200円。併せて、Microsoft Outlook用のスパムメールフィルタリングソフト『No More Spam for Outlook』も販売を開始する。ダウンロード版のみで、価格は2940円。

WinZip 9.0J
AES(256bit/128bt)と64bitのZip形式に対応した『WinZip 9.0J』

『WinZip 9.0J』では、次世代暗号化形式のAES(Advanced Encryption Standard)の256bit/128bitに対応するなどセキュリティー技術を強化したのが特徴。64bitのZipファイル形式にも対応し、6万5535個を超える数のファイルや4GBを超えるサイズのファイルを扱えるようになった(64bit形式となるのは互換性のため従来の制限を超えた場合のみ)。操作は従来同様、ファイルのドラッグ&ドロップで圧縮/解凍/追加などが行なえる“Classic”とウィザード形式の“Wizard”の2種類のインターフェースで行なえる。ファイルの右クリックからの操作も可能。対応する圧縮ファイル形式は、Zipのほか、TAR、A/GZ、TAZ/TGZ、ARJ、ARC、CAB、uuencode、XXencode、BinHex、MINE、LZHなど(一部は外部プログラムのインストールが必要)。そのほか自己解凍形式(.exe)の作成も可能。

対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XPで、AESを利用するにはAESに対応したソフトが必要。WinZipは米WinZip Computing社が開発したもので、『WinZip 9.0J』ではヘルプファイルが日本語表記となるが操作画面は英語表記となる。

No More Spam for Outlook
プラグインとしてOutlookに統合される『No More Spam for Outlook』

『No More Spam for Outlook(ノー・モア・スパム・フォー・アウトルック)』はフランスDewqs' Tribes社が開発したスパム対策ソフトの日本語版。スパムメールを送ってくるメールアドレスをブラックリスト、対象としないアドレスをホワイトリストとして管理する“送信リストの設定”や、メールに含まれる語句で判断する“ワード/語句の設定”、中国語や韓国語などの特定の言語のメールをスパムの対象とする“言語の設定”のほか、選択したフォルダーからスパム対象メールを一時保管フォルダーに移動し、レポートを生成する“現在のフォルダの分析”などの機能を搭載している。スパム定義ファイルを更新し、アップデートすることも可能(購入から1年間)で、定義ファイルの更新料金については今後ウェブで案内するとしている。

対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。対応するOutlookはOutlook 2000/XP/2003。Outlook Expressでは動作しない。

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