このページの本文へ

ティアックシステムクリエイト、ネットワーク直結型テレフォンレコーダー『IR-400』を発売

2004年07月05日 22時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)ティアックシステムクリエイトは5日、ネットワーク直結型のテレフォンレコーダー『IR-400』の出荷を7月下旬に開始すると発表した。価格は9万9750円。

『IR-400』
『IR-400』

『IR-400』は、電話や無線などの通話を内蔵したメモリーやフラッシュメモリーカードにデジタル録音するための装置で、ネットワークに直接接続できるのが特徴。別売の専用アプリケーションソフトを利用すれば、小規模コールセンター向け通話録音システムを構築することも可能(最大96台のコールセンターに対応)。通話はフラッシュATAカード(PCカード、Type II)にも録音可能で、最大64時間の録音が可能(256MBの場合)。録音する際には、古い通話を消去しながら録音を続ける“LOOP”と、フラッシュATAカードを交換しながら記録する“EXCH”の2種類のモードが用意されており、EXCHモードではカードの空き容量がなくなると、LEDの点灯やブザー音で通知できる。

録音機能では、音声有無検知(VOX)/外部制御(EXT)/回線電圧検知(LINE)に対応した自動録音開始機能のほか、録音しながらの再生、再生スピード可変(2倍~0.75倍)、録音したくない部分を無音にする“無音録音”などの機能も搭載。録音した通話時刻やかけた電話番号(DTMF)を記録して、再生時に1通話ずつ表示し、検索するといったことも行なえる。最大通話件数は4096件。録音ファイル形式は、WAV(TrueSpeech 8.5に、64kbpsを8.5kbpsに圧縮)を採用する。

本体には、バックライト付きのドットマトリックス液晶ディスプレー(16文字×2行)、スピーカー(口径50mm)、ボリューム、イヤホン端子、RS-232C端子、外部録音制御端子、LAN端子、電話回線用モジュラー端子などを搭載しており、サイズは幅110×奥行き147×高さ28mm(手前)~58mm(奥)、重量は約550g。電源はACアダプターを利用し、消費電力は10W。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン