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新Xeon対応マザーも同時に登場!チップセットはPCI Express対応の“E7525”

2004年06月29日 23時01分更新

文● 水野

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「X6DA8-G2」
“Nocona”コア新Xeonと同時発売となったSupermicro製「X6DA8-G2」

 本日より販売がはじまった“Nocona”コア新Xeon。同時に、同CPUに正式対応するマザーボードも登場した。入荷しているのはSupermicro製「X6DA8-G2」で、チップセットは“Tumwater”こと“E7525”。
 なお“Nocona”コア新Xeonへの対応をうたうマザーボードとしてはIwill製「DH800」がすでに販売されているが、これは本来Xeonには対応していない“i875P”チップセットを搭載した製品で、インテル規格外というものだ。



PCI Express×4 3チップ構成
ビデオカード用PCI Express×16スロット(右)のほか、初めてPCI Express×4スロットを搭載(中央)。ただしスロット形状は×16と同型となっている“E7525”はMCH“E7525”、ICH“ICH5R”、64ビットPCIハブ“6700PXH”の3チップ構成

 “E7525”は“Nocona”コア新Xeonと同時に発表されたFSB800MHz、デュアルチャネルDDR2 SDRAM、PCI Expressに対応するチップセットで、MCH“E7525”、ICH“ICH5R”、64ビットPCIハブ“6700PXH”により構成される。
 「X6DA8-G2」はSupermicro製“E7525”マザーとしては最上級モデルとなり、フォームファクタはExtended ATX。ビデオカード用PCI Express×16スロットのほか、初めてPCI Express×4スロットを搭載(ただし×16と同型のスロットを使用)。そのほかの拡張スロットは64bit/133MHz PCI-X×1、64bit/100MHz PCI-X×2、32bit/33MHz PCI×1。DIMMスロットは8本でレジスタードタイプDDR2-400までの対応、最大メモリ容量は16GB。“ICH5R”によるRAID対応(0、1)のSerial ATAポート2つとインテル製“82546GB”チップによるデュアルギガビットイーサ、6チャンネルオーディオ、バックパネル部に4ポート、ヘッダピンで4ポートで計8ポートのUSB2.0インターフェイスを搭載。このほかAdaptec製“AIC-7902”コントローラによるUltra320 SCSI(RAID 0、1、10対応)がオンボードとなっている。

 価格は高速電脳で8万4800円、USER'S SIDE本店で9万1140円。Supermicro製“E7525”マザーはこのモデルを最上位として、“AIC-7902”コントローラが省かれた「X6DAE-G2」、DDR SDRAM対応の「X6DA8-G」、DDR SDRAM対応で“AIC-7902”コントローラなしの「X6DAE-G」、ATXフォームファクタでMarvell製Serial ATAIIコントローラ(4ポート、RAID対応)が搭載された「X6DAL-TG」、ATXフォームファクタでSerial ATAIIコントローラが省かれた「X6DAL-T」というラインナップ。USER'S SIDE本店では残るモデルも今週末より入荷予定とのこと。



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