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NTT東日本/西日本、“Lモードonフレッツ”の提供を開始

2004年06月22日 18時40分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は22日、ブロードバンド接続サービス“Bフレッツ”と“フレッツ・ADSL”から“Lモード”を利用できる“Lモードonフレッツ”の提供を7月1日に開始すると発表した。電話回線を初期設定に利用する従来のLモードと同等の“タイプI”(電話回線併用型)、電話回線を利用しない“タイプII”(IP回線単独利用型)の2種類を用意し、タイプIIではテレビ電話端末など各種の通信機器に対応できるのが特徴。

“Lモードonフレッツ”
“Lモードonフレッツ”

“Lモードonフレッツ”で提供を予定しているサービスは、従来と同様のメールサービス“Lメール”(最大2000文字)や情報検索サービスだが、アクセス回線が高速化したことで通信機器によっては従来より表現力の高いコンテンツを利用できるという。通信機器は、従来のLモード対応機器は利用できず、パソコンからの利用も行なえない。タイプI対応の通信機器として、NTT東日本/西日本がワイヤレスカラー液晶ディスプレー搭載普通紙ファクス『でんえもん771BLC』(価格は5万9850円)を30日に発売し、タイプII対応の通信機器としては、両社が今後提供を予定しているIPテレビ電話端末(仮称)が対応する予定。サービス開始はタイプIが7月1日で、タイプIIについては決まり次第発表するという。

『でんえもん771BLC』『でんえもん771BLC』

対応するフレッツ・アクセスサービスは、Bフレッツ(ビジネスタイプを除く)、フレッツ・ADSL(ビジネスタイプを除く)。対応する電話回線は、加入電話、加入電話・ライトプラン、INSネット64、INSネット64・ライト、INSネット1500で、タイプIIの契約にも電話回線の契約が必要となる。月額使用料は315円(Lモードonフレッツ使用料294円、メッセージ到着お知らせ使用料21円)で、フレッツ・アクセスサービスの使用料が必要。このほか協定事業者のインターネット接続料の105円が必要。タイプIIではメッセージ到着お知らせ機能を提供しないため21円は不要という。なお、契約料と工事費は無料。

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