“GeForce PCX 5900”搭載カード「GV-NX59128D」 | 現在入手可能なPCI Express×16対応のビデオカードは、先行して発売されている「GV-NX57128D」を含め2モデルとなった |
初のPCI Express×16対応製品として、“GeForce PCX 5750”搭載カード「GV-NX57128D」を発売したGigabyteから、今度は“GeForce PCX 5900”搭載カード「GV-NX59128D」が登場した。
PCI Express×16に対応させるためにHSIと呼ばれるAGP-PCI Expressブリッジを搭載 | 搭載するDDR128MBメモリはHynix製 | |
カード裏面には、ヒートシンクやメモリは装備しない | 付属品にはケーブル類のほか、Power DVD 5.0やゲームCDが2枚、ドライバCD |
この製品の発売により、PCI Express×16対応のビデオカードで現在入手可能な製品は、先行して発売されている「GV-NX57128D」を含め2モデルとなった。カード本体は、“GeForce PCX 5750”搭載の「GV-NX57128D」と比べてかなり大型化している。ただしGPUである“GeForce PCX 5900”とHSI(High-Speed Interconnect)と呼ばれるAGP-PCI Expressブリッジを搭載している点は同じだ。
“GeForce PCX 5900”についての詳細はnVIDIAのウェブサイトには記載がなく、今回発売したGigabyteについても同様。ただし“GeForce PCX 5750”搭載の「GV-NX57128D」は、AGP版の“GeForce FX 5700”と同一のコア/メモリクロックだった。今回の“GeForce PCX 5900”もAGP版の“GeForce FX 5900”と同一だとするとコアクロックは390MHz、メモリクロック700MHzということになる。その他、メモリはDDR128MB。インターフェイスはD-Sub、DVI、Video-Outというもの。価格はアークで2万9600円(入荷済み。予価)、高速電脳で2万9715円となっている。
未だに展示のみに留まっているATI“RADEON”シリーズに比べて、一歩リードする形となったnVIDIAのPCI Express×16対応ビデオカードだが、今週末の19日には“RADEON X600”を搭載したビデオカードが発売予定となっている。
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