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日本HP、毎分21枚印刷のA4カラーレーザープリンター『HP Color LaserJet 4650』を発売

2004年06月07日 16時45分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は7日、企業向けのA4カラーレーザープリンター“HP Color LaserJet(エイチピー カラー レーザージェット)4650シリーズ”として、『HP Color LaserJet 4650』と10/100BASE-TX対応の『HP Color LaserJet 4650dn』の2製品を発表した。同日付けで販売代理店と直販サイト“HP Directplusオンラインストア”において販売を開始する(オンラインストアでは4650dnのみを販売)。価格は、『HP Color LaserJet 4650』が24万9900円、『HP Color LaserJet 4650dn』が28万1400円。

『HP Color LaserJet 4650』
『HP Color LaserJet 4650』

『HP Color LaserJet 4650』は、企業のワークグループ向けのハイパフォーマンスモデルで、印刷速度を従来製品から約30%高速化するとともに低価格化を図ったのが特徴。印刷速度は毎分21枚(21ppm)。プロセッサーに動作周波数が533MHzのRISCを採用し、印刷指示から実際の印刷までの処理を高速化したという。メモリーは160MBを搭載(544MBまで拡張可能)。解像度は600×600dpiで、“ImageREt3600”技術により3600dpi相当のプリントが可能。用紙サイズはA4/A5/B5/レター/エグゼクティブ/リーガル/カスタム(76×127mm~216×356mm)、用紙種類は普通紙/上質紙/再生紙/ラベル/OHPフィルムに対応しており、給紙トレイには標準で600枚(オプションで1600枚)をセットできる。インターフェースは、USB 1.1、IEEE 1284/ECP(パラレル)、拡張用のEIOスロット×3を装備する。本体サイズは幅508×奥行き540×高さ580mm、重量は約37kg。電源はAC100V~127V。消費電力は印刷時が560W、スタンバイ時が38W、節電モード時が26W。対応機種はPC/AT互換機、Macintosh。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP(日本語/英語)、Mac OS 9.0以降。サポートは1年間の出張修理となる。耐久性については8万5000枚/月としている。

オプションとして、『500枚給紙トレイ』(価格は5万5650円)と、『500枚×2段給紙トレイ』(価格は11万5500円)を用意する。出荷時期は6月下旬。

『HP Color LaserJet 4650dn』は、拡張EIOスロットに10/100BASE-TXカードを追加し、両面印刷機能に対応した上位モデル。インターフェースは、USB 1.1、IEEE 1284/ECP(パラレル)、10/100BASE-TX、拡張用のEIOスロット×2となる。そのほかの仕様は『HP Color LaserJet 4650』と同等。

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