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ニコン、一眼レフ用望遠レンズ『AF-S VR ニッコール ED 200mm F2G (IF)』とテレコンバーター『TC-17E』を発売

2004年06月01日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)ニコンは1日、一眼レフカメラ用の交換レンズとして焦点距離200mmでF2の『AF-S VR ニッコール ED 200mm F2G (IF)』を9月に、“AF-Sニッコール”と“AF-Iニッコール”レンズ専用のテレコンバーター『TC-17E』を7月2日に発売すると発表した。価格は、『AF-S VR ニッコール ED200F2G(IF)』が71万4000円、『TC-17E』が5万2500円。ニコンカメラ販売(株)が販売する。

望遠レンズ
『AF-S VR ニッコール ED200F2G(IF)』

『AF-S VR ニッコール ED200F2G(IF)』は、焦点距離が200mm、開放絞り値(F)が2.0の大口径単焦点レンズで、従来のED(Extra Low Dispersion:特殊低分散)レンズより色収差の補正能力が高い“スーパーEDレンズ”、“手ブレ補正機構(VR)”“超音波 モーター(SWM)”などを搭載したのが特徴。手ブレ補正機構(VR)は、手ぶれ限界シャッタースピード(撮影者により異なる)から3段相当の手ぶれ軽減に対応した機能で、通常の手ぶれや一脚/三脚などを使用した際の細かなぶれを補正する“ノーマルモード”と、車上などの激しいぶれを補正する“アクティブモード”に対応。レンズ構成は、スーバーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚を含む9群13枚となっており、レンズ内の内面反射などによるゴーストを低減させるための曲面形状(メニスカス)の保護ガラスも付けられている。フィルターサイズは52mm。本体サイズは直径124×奥行き203mm、重量は約2.9kg。最短撮影距離は1.9m。『D70』などのデジタル一眼レフカメラに装着した場合は35mm判で300mm相当の画角となることから、スポーツや報道などの分野で利用できるとしている。

組み込み式フィルターホルダー(52mmNC付き)、専用前キャップ、裏ぶた(LF-1)、ストラップ(LN-1)、フード(HK-31)、セミソフトケース(CL-L1)が付属する。

『TC-17E』
『TC-17E』

『TC-17E』は、交換レンズとカメラ(Fマウント)の間に装着して焦点距離を長くするテレコンバーター。焦点距離は交換レンズの1.7倍になり、F値は1.5段大きくなる。また、防振(VR)機能搭載レンズのVR機能に対応する。本体のデザインはAF-Sニッコールレンズと統一感を持たせたとしており、本体サイズは直径66×奥行き31.5mm、重量は約250g。ソフトケース(CL-075)が付属する。なお、“AF-Sニッコール”は超音波モーター内蔵型AFレンズで、“AF-Iニッコール”は旧タイプのモーター内蔵AFレンズ。

併せて、デジタル一眼レフカメラ専用のズームレンズ『AF-S DX ズームニッコール ED 17~55mm F2.8G (IF)』と『AF-S DX ズームニッコール ED 18~70mm F3.5~4.5G(IF)』の発売日が25日に決定したことも発表した。価格は、17~55mmが23万1000円、18~70mmが5万8800円。『スピードライトSB-600』も3万6750円で同時発売となる。

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