KDDI(株)は27日、インターネット接続サービス“DION”と“光プラスネット”のユーザー向けに実施している無線LANトライアルを、“公衆無線LANサービス”の名称で商用サービスにすると発表した。併せて、提供エリアを、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(株)の“無線LAN倶楽部”のエリアだけでなく、日本テレコム(株)の“モバイルポイント”のエリアまで拡大する。同社では、ISPとして両方のエリアでサービスを提供するのは初めてとしている。
“無線LAN倶楽部”は、京王電鉄/京浜急行電鉄/相模鉄道/西武鉄道/東京急行電鉄/横浜市営地下鉄/JR東海の駅と駅周辺スポット、羽田空港などが主なサービスエリア。“モバイルポイント”は、JR東日本/JR北海道/JR九州の主要駅構内などが主なサービスエリアとなる。
サービス開始は6月10日で、料金は月額1575円。申し込みは、ユーザーが自分で契約内容や付加サービスなどの各種設定/変更を行なえる“セルフページ”(DIONセルフページ、光プラスセルフページ)で受け付ける。