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ターボリナックス、次世代サーバーOS『Celica』の開発を表明――秋に出荷

2004年05月26日 23時35分更新

文● 編集部

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ターボリナックス(株)は26日、カーネル2.6を搭載した次期LinuxサーバーOS『Celica:セリカ』(開発コードネーム)の出荷を秋に予定していることを発表した。

『Celica』は、Java対応のウェブアプリケーションサーバーのほか、LAMP(Linux/Apache/MySQL/PHP)やLAPP(Linux/Apache/PostgreSQL/PHP)用のサーバー、エッジ系サーバーを始めとするミッドレンジサーバー向けの製品。搭載するカーネル2.6は、POSIX準拠のスレッドライブラリー“Native POSIX Thread Library”(NPTL)によるパフォーマンスの向上や、セキュリティーの強化が特徴で、64GBのメモリーもサポートする。同社では、長期アップデートを無償で提供するほか、システム運用を支援するサポートオプションを用意するなど、バックグラウンドサービスの強化も予定しているという。なお、カーネル2.4を搭載する既存の『Turbolinux 8 Server』は併売する予定。

同社では、6月2日から東京ビッグサイトで開催される“LinuxWorld Expo/Tokyo 2004”において、プレビューリリース版を展示し、ブースセッションでもプレゼンテーションを行なう予定としている。

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