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エキサイト、有料音楽配信サービス“エキサイトミュージックストア”を開始――宇多田ヒカルや矢井田 瞳など約1100曲でスタート

2004年05月20日 21時13分更新

文● 編集部 佐久間康仁

“excite.music store”の発表会に集まった関係者
“excite.music store(エキサイトミュージックストア)”の発表会に集まった関係者。エキサイト以外にワーナーミュージック・ジャパン、東芝EMIなど楽曲提供(予定)会社の代表者も出席した

エキサイト(株)は20日、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で記者説明会を開催し、WMA形式の音楽データを有料配信する楽曲ダウンロードサービス“excite.music store(エキサイトミュージックストア)”を本日開始すると発表した。楽曲を提供が決まっているのは、東芝イーエムアイ(株)(東芝EMI)とコロムビアミュージックエンタテインメント(株)の2社(本日より楽曲提供開始)で、(株)ワーナーミュージック・ジャパン、(株)BMGファンハウスなど各レコード会社やレーベルとの交渉を進めているという。価格は1曲ごとに設定され、現在のラインナップでは150円から(平均270円程度)。アルバム販売も予定しており、1500~2500円程度を見込んでいる。



代表取締役社長の山村幸広氏 エンタテインメント事業部 事業部長の坂本孝治氏 エンタテインメント事業部プロダクト&デザイングループ マネージャーの栫井利恵氏
代表取締役社長の山村幸広氏エンタテインメント事業部 事業部長の坂本孝治氏エンタテインメント事業部プロダクト&デザイングループ マネージャーの栫井利恵氏

発表会には、代表取締役社長の山村幸広(やまむらゆきひろ)氏、エンタテインメント事業部 事業部長の坂本孝治(さかもとこうじ)氏、エンタテインメント事業部プロダクト&デザイングループ マネージャーの栫井利恵(かこいりえ)氏らが出席、同社が音楽ダウンロードサービスを提供する強みやサービスの内容を説明した。

音楽情報ポータル“excite.music”の全体像 excite.music storeのビジネス構成図
エキサイトが展開している音楽情報ポータル“excite.music(エキサイトミュージック)”の全体像excite.music storeのビジネス構成図

山村氏は、「これまでのエキサイトのビジネスモデルは、広告収入/メディア販売・有料サービス提供/携帯関連サービス/ブロードバンド対応ISP(インターネットサービスプロバイダー)事業の4つが柱だが、中でも有料サービスや携帯サービス(着信メロディーなど)が特に好調。2003年には50億円弱の売上で約3億円の営業利益を計上した」「現在音楽関連情報や着信メロディーを提供するポータルサービス“excite.music(エキサイトミュージック)”の利用者は、2003年4月~2004年3月の1年間で約30万人(ビデオリサーチインタラクティブ調べ)、同様のポータルサイトサービスではYahoo!の“ヤフー・ミュージック”の約65万人に続いて2番手となり、特に最近伸びている。こうした“音楽に興味のある読者(潜在的なユーザー)”を抱え込んでいることと、コンテンツ配信プラットフォーム(ISP事業“BB.excite”)を持っていることが強みだ」と音楽配信サービスへの明るい見通しを語った。

音楽データ購入までのフローチャート
音楽データ購入までのフローチャート

続いて坂本氏が新サービスの特徴を説明した。簡単にまとめると次のとおり。

  • 30万5000曲分のアーティストデータや28万4400件のアルバムタイトルなど、すでに“excite.music”で提供しているデータベースと連動し、ユーザー認証システム“エキサイトID”で決済が可能
  • 配信する音楽ファイルはデータ転送レート128MbpsでDRM(Digital Rights Management、デジタル著作権管理)機能付きのWMA形式
  • DRM機能により、ダウンロードしたパソコンからオーディオプレーヤーへの転送は3回まで、同じパソコンへの再ダウンロードは3ヵ月間有効で、ほかのパソコンに移動(コピー)しても再生できない、などの著作権保護機能を設定
  • 当初は上記の2社から、邦楽約1000曲、クラシックなどのジャンルから約100曲を提供。6月末までに邦楽約1万曲、洋楽などで約3万曲を提供予定とし、12月待つまでに全体で約10万曲の配信を目標とする
  • 現在検索システムやコンテンツ/サイト提供などを行なっている提携パートナーについても、excite.music storeを提供し、運営するISP側の決済システムで購入可能にする予定(新たにエキサイトIDを取得する必要はない)
  • 将来の展開として、ライブ配信やライブ音楽のダウンロード、音楽配信と商品販売を組み合わせた広告タイアップ展開などを検討中

広告タイアップ展開としては、現在米国で実施されているペプシコーラを購入すると音楽を1回ダウンロードできる、といったサービスなどを提供したいと話した。また、excite.music storeの提供先ISPとして、日本電気(株)の“BIGLOBE(ビッグローブ)”、KDDI(株)の“DION(ディオン)”、日本テレコム(株)の“ODN(オーディーエヌ)”の3社(3サービス)を挙げた。

excite.music storeの画面 Creative MediaSourceからexcite.music storeを呼び出しているところ(イメージ画像)
excite.music storeの画面クリエイティブメディアの“NOMAD”に付属するCreative MediaSourceからexcite.music storeを呼び出しているところ(イメージ画像)
栫井氏が実際にNOMADを手にデモンストレーション
栫井氏が実際にNOMADを手に、楽曲のダウンロードの手順などをデモンストレーションした

なお同社では、DRM機能とWMAファイルの再生に対応する携帯型音楽プレーヤとして、クリエイティブメディア(株)の“NOMAD(ノマド)シリーズ”を推奨している。NOMADシリーズに付属する音楽データ管理ソフト『Creative MediaSource』と連携して、同ソフトからexcite.music storeでの購入からNOMADへの転送までの一覧の操作を実現する機能を開発中という。



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