8台までのマルチディスプレイ出力が可能という「Xentera GT8」。値段もすごい | 今回発売されたのは計3モデル |
究極のマルチディスプレイ対応ビデオカードともいうべき製品「Xentera GT8」が、Colorgraphicから発売された。インターフェイスがPCIとなるこのカードは、なんと8台までのマルチディスプレイ出力が可能という製品だ。なお、4台までの「Xentera GT4」も同時に発売。こちらはAGPとPCIの2バージョンが用意されている。
ケーブルはそれぞれポートの数だけ付属する | 「Xentera GT4」は、AGP/PCIともにLow Profileに対応する |
搭載するGPUは“Mobility RADEON 9000”。8台までのマルチディスプレイが可能な「Xentera GT8(256MB)」は4チップ、4台までのマルチディスプレイが可能な「Xentera GT4(128MB)」は2チップを搭載している。ブラケット部には独自規格と思われる出力インターフェイスが「Xentera GT8」で8ポート、「Xentera GT4」で4ポート装備されている。これらのポートに付属のケーブルを接続し、DVI/D-Sub/TV出力に変換する仕組みだ。同社のウェブサイトによれば、「Xentera GT8」ではD-Sub×8/D-Sub×4+DVI×4/D-Sub×4+TV×4/DVI×4+TV×4のいずれかの組み合わせで使用することが可能で、DVI×8はサポートしていない。「Xentera GT4」ではD-Sub×4/DVI×4/D-Sub×2+TV×2/DVI×2+TV×2のいずれかとなっている。
また「Xentera GT4」は、AGP版/PCI版ともにLow Profile仕様となっているのも特徴で、Low Profile対応ブラケットが付属している。今日から販売を開始しているT-ZONE.PC DIY SHOPでは、「Xentera GT8」が12万3800円、「Xentera GT4 AGP版」が9万8800円、「Xentera GT4 PCI版」が7万8800円。特種仕様のビデオカードといえるだけに、価格も相応に高価となっている。
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