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アイリバー・ジャパン、カメラ機能を搭載したポータブルオーディオプレーヤー『iFP-1090 Prism Eye』のオンライン販売を開始

2004年04月28日 23時12分更新

文● 編集部

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アイリバー・ジャパン(株)は28日、デジタルカメラ機能を搭載したポータブルオーディオプレーヤー『iFP-1090 Prism Eye』を5月下旬に発売すると発表した。同社の直販サイト“iriver e・store”を含むショッピングサイト専用モデルとして販売する。価格は2万9800円。同社のサービスセンター“アイリバー・プラザ”(東京神田小川町)では発売に先行してデモ機を展示しているという。

カメラ部収納時 カメラ部引き出し時
カメラ部収納時カメラ部引き出し時
『iFP-1090 Prism Eye』

『iFP-1090 Prism Eye』は、暗いところでも色鮮やかに撮影するための低照度補強CMOSセンサー(30万画素)とバックライト付きの1.2インチ液晶ディスプレー(26万色表示)、FMチューナーを搭載したのが特徴。カメラ機能は、3倍デジタルズームに対応し、明るさの設定、撮影モード(室内/室外/自動)の選択、色調(ノーマル/モノトーン/セピアカラー)の選択などが可能。ネガや露出の設定も行なえる。液晶ディスプレーは日本語メニューとカラーアイコンの表示に対応しているほか、初期画面に撮影画像やパソコンから転送したイメージを利用できる“マイ・イメージ機能”を搭載する。

日本語メニューとカラーアイコン
日本語メニューとカラーアイコン

メモリーは256MBを搭載しており、ファームウェアを“UMS(USB大容量記憶装置)”バージョンにアップグレードすればUSBストレージとしても利用できる(ファームウェアは近日公開予定という)。また、内蔵マイクを利用して、自動的録音レベル調整“AGC(Auto Gain Control)”や音を検出したときだけ動作する“SAD(Sound Activity Detector)”機能に対応したボイスレコーディングや、FMチューナー(76.0MHz~108MHz)からの番組の録音も可能。音楽の再生や録音の開始時間を設定できるアラーム付きタイマー機能も搭載している。

再生できるオーディオファイルは、MP3/WMA/OGG/ASFの4種類。サンプリングレートは8kbps~320kbps(OGG:44.1kHz、96kbps~225kbps)。イコライザーはプリセット(ノーマル/ロック/ジャズ/クラシック/ウルトラバス/メタル)、カスタマイズできる“Xtreme EQ”、重低音とサラウンドサウンド効果に対応した“Xtreme 3D”の8種類を利用できる。出力は12mW+12mW(32Ω)。ドイツのゼンハイザー(Sennheiser)社の『MX400』ステレオイヤホンが同梱される。

インターフェースはUSB 1.1。本体サイズは幅34×奥行き31.3×高さ91.1mm、重量は約63g。電源はリチウムイオンバッテリーで、最大約35時間の連続再生が可能(128kbps/MP3の場合)。充電はUSBまたはACアダプターで行なう。接続できるパソコンの対応OSはWindows 98 Se/Me/2000/XP、Mac OS 9.2.2以上、Mac OS X 10.2以上。アプリケーションソフトとして、ファームウェアの自動アップグレード(Smart Update)などの機能を搭載したファイル転送ソフト『iriver Music Manager』が付属する。

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