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ファイルメーカー、新アーキテクチャーを採用した『FileMaker Pro 7』を発売

2004年04月15日 23時08分更新

文● 編集部

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ファイルメーカー(株)は15日、データベースソフト“FileMaker Pro”の最新版として新アーキテクチャーを採用した『FileMaker Pro 7』を5月中旬に発売すると発表した。Windows版とMac版がラインアップされる。希望小売価格は3万9000円(税別)。

併せてファミリー製品の発売スケジュールと希望小売価格(税別)を発表した。開発者向けツールやユーティリティーを統合した『FileMaker Developer 7』が5月中旬発売で6万9000円、サーバーソフト『FileMaker Server 7』が夏の予定で12万9000円、ウェブ対応のサーバーソフト『FileMaker Server 7 Advanced』が秋の予定で28万9000円、FileMaker ProのデータをPDAで利用するためのソフト『FileMaker Mobile 7 for Palm OS and Pocket PC』が夏の予定で8900円。

『FileMaker Pro 7』は、最新のリレーショナルアーキテクチャーにより再設計されたリレーショナルデータベースソフト(RDBMS)。PDF、Word/Excel/PowerPointのファイル、動画/静止画、音楽などの各種ファイルをオブジェクトフィールドにインポート/エクスポートできるほか、同一のデータベースで複数のウィンドウを開くことができるのが特徴。1つのファイルの中で複数のテーブルを利用できるため、情報管理を行ないやすくしたという。新機能の“リレーションシップグラフ”を利用して、リレーションシップをドラッグ&ドロップで構築したり変更したりすることが可能。また、最大データサイズを1ファイルあたり8TB(テラバイト)に拡大したという。そのほか、ウェブブラウザーで情報を共有するための“Web公開機能”も搭載している(同時5セッションまで)。テクニックの習得にも利用できるカスタマイズ可能なひな型“Starter Solutions”が30種類用意されている。

対応OSは、Windows 2000/XP、Mac OS X 10.2.8~10.3.2で、日本語/英語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スウェーデン語/オランダ語/スペイン語をサポートするという。

同社では、既存ユーザーのための『FileMaker Pro 7 アップグレード版』も用意するとしている。希望小売価格は1万9000円(税別)。

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