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ブロアーファンを採用した電源がENERNAXから!

2004年04月09日 23時42分更新

文● 水野

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ブロアーファンを搭載 ドライブ本体
ブロアーファンを搭載するENERMAX製電源「EG485P-VHB」筐体はアルミ製。Active PFC回路を追加した「EGxxxAX-VHB」も用意される

 ATX電源ユニットとしては初めてとなる、ブロアーファンを搭載する製品がENERNAXから登場した。販売元は、台湾ENERMAXの子会社として昨年9月設立されたクーラージャイアント。本日より店頭に並んでいるのは電源容量480Wの「EG485P-VHB」、430Wの「EG435P-VHB」、380Wの「EG385P-VHB」の3種類だ。



まっすぐ背面に いろいろ付いてます
吸い込む方向と排出する方向が90度変わるブロアーファンの性質を生かし、底面から吸い込んだ熱を背面へ排出する狙いだファンコントローラ、“スマートファン”機能、Serial ATA電源コネクタを装備する

 冷却ファンは前面、背面、底面と計3基搭載されており、このうちケース内ではCPUの真上に位置することになる底面のファンがブロアーファンとされている。空気を吸い込む方向と排出する方向が90度変わるというブロアーファンの性質を生かし、底面から吸い込んだケース内の熱を、ケース背面へスムーズに排出する狙いのようだ。前面と背面のファンは8cm角。ブロアーファンを含めた全てのファンが山洋電気製となっている。
 ファン回転数は負荷に応じて可変。さらに背面に装備されたつまみにより全体の回転レベルを調節可能で、つまみを“Low”レベルに合わせると低負荷状態で低速回転、高負荷状態で中速回転、“High”レベルに合わせると低負荷状態で中速回転、高負荷状態で高速回転という仕組みだ。また、システムがシャットダウンした後も約2分間ファンが回転し続ける“スマートファン”機能も搭載。“Prescott”コアPentium 4のための電源規格“ATX 12V V1.3”への正式対応もうたわれている。価格はTSUKUMO eX.で「EG485P-VHB」が1万8690円、「EG435P-VHB」が1万5540円、「EG385P-VHB」が1万3440円。クーラージャイアントのウェブサイトによると、Active PFC回路を追加した「EGxxxAX-VHB」というシリーズも用意されているようだ。



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