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NTTドコモ、企業向けリモートアクセスサービス“XWave”対応ルーター『PacketWalkerII』を発売

2004年04月06日 22時15分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは6日、企業向けリモートアクセスサービス“XWave”に対応したルーター『PacketWalkerII』の販売を12日に開始すると発表した。同社の法人営業部部門と、ドコモショップ(一部を除く)で販売する。価格はオープン。

利用イメージ図
利用イメージ

『PacketWalkerII』は、同社が提供する“XWave”に対応しており、IDとパスワード、発信者番号による認証を組み合わせたセキュアーなリモートアクセス環境を構築できるのが特徴で、IPsecにも対応している。Bフレッツやフレッツ・ADSLなどの回線に対応したブロードバンドルーターとしても利用可能で、PCカードスロット(Type II)にFOMAカード端末(P2401、F2402)を接続すれば、遠隔地でのテレメトリングや、社内LANなどのクライアント側のルーターとしても利用できる。

32bit RISCチップ(400MHz動作)と32MBのフラッシュROM、32MBのSDRAMを搭載し、本体サイズは幅47×奥行き116×高さ47mm、重量は約500g。従来製品『PacketWalker 302T』に比べて、容積が約80%、重量は約50%になっているという。本電源はACアダプター(DC5V出力)を利用し、消費電力は約5W。インターフェースは10/100BASE-TX×2ポート、シリアル(RS-232C)×1(RJ-45、D-Sub9ピン変換コネクターが付属)。

搭載するソフトは、PPPoE(4マルチセッション、unnumbered)、IPsec、GRE、XWaveなどのプロトコルに対応し、DNSリレー/キャッシュ、DHCPリレー/サーバー/クライアント、NTPサーバー/クライアント、SNMPエージェント機能に対応しており、NAT、IPマスカレード、IPルーティング(RIP v1/v2、OSPF)、IPsecパススルー、バーチャルホストをサポートする。セキュリティー機能は、IPフィルタリング、不正アクセス検知、SPI(ステートフルパケットインスペクション)、ゲートウェイ認証に対応。UPnPやQoS制御にも対応している。

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