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日本オラクル、『Oracle 10g』の出荷を開始――社員犬ウェンディが東証で“立会開始の鐘”を鳴らす

2004年04月05日 13時35分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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日本オラクル(株)は5日、企業のデータセンター向けプラットフォーム製品群『Oracle 10g』の初出荷と(株)東京証券取引所への納品にあわせ、東京・兜町の“東証アローズ”で記念イベントを行なった。Oracle 10gは、データベース管理ソフトの『Oracle Database 10g』、J2EEアプリケーションサーバーの『Oracle Application Server 10g』、統合型管理ツールの『Oracle Enterprise Manager 10g』からなる同社のフラッグシップ製品で、価格は最小構成の場合9万3000円(5ユーザー)。東証は、同社が推進するIT基盤強化プラン“ITマスタープラン”において、日本オラクルと戦略的パートナーシップを結んでいる。

東証アローズ内のホールで行なわれた出荷式には、日本オラクル取締役専務執行役員の山元賢治氏と社員犬の“Wendy Wendy(ウェンディ・ウェンディ)”、東京証券取引所の代表取締役専務 吉野貞雄氏が出席した。山元氏はOracle 10gの初出荷にあたり、「“エンタープライズ ビルド コンピューティング”というのは、1977年にカリフォルニアでオラクルコーポレーションを創設した時からのCEOである、Lawrence J. Ellison(ラリー・エリソン)の夢だった。もう四半世紀以上が経過しているが、それを実現するためには、ソフトウェアだけでなく、ネットーワークやハードウェアも含め、全てのテクノロジーがある程度リーズナブルで、かつ高いパフォーマンスを提供できる環境になる必要があった。そういった意味でOracle 10gは、社員が本当に待ちわびた製品だ。 (中略) この記念すべき製品を、弊社の社員犬と一緒にお届けしたい」と、報道/東証関係者を前に語った。

記念撮影
前列左から、日本オラクルの取締役専務執行役員 山元賢治氏、オラクルの社員犬 ウェンディ(オールド・イングリッシュ・シープドッグ、メス、1歳)、東京証券取引所の代表取締役専務 吉野貞雄氏。(日本オラクル代表取締役社長の新宅正明氏は都合のため欠席)

山元氏とウェンディからOracle 10gのパッケージが吉野氏に手渡された後は、会場を“VIPテラス”に移し、山元氏とウェンディによって株式取引開始時間の午前9時にあわせて“立会開始の鐘”が鳴らされた。VIPテラスからは、東証のマーケット部門が売買監理業務を行なう“マーケットセンター”が一望できる。立会開始の鐘は、昭和10年(1935年)ころまで実際に使われたが、現在は新規上場会社のセレモニーなどのイベントでのみ鳴らされている。日本オラクルは、2000年4月28日に東証一部に上場しているが、同社でこの鐘をたたいたのは、ウェンディが初めて。ちなみに、犬が立会いの鐘を鳴らしたのも、「東証の歴史で今回が初めて」(広報部)という。

山元氏とウェンディ1
ウェンディを誘う山本氏
山元氏とウェンディ2
山元氏とウェンディによって、鐘が鳴らされた
山元氏とウェンディ3
最後はちょっと疲れてしまったウェンディ
マーケットセンター山元氏とウェンディが鐘を鳴らしたVIPテラスからは、東証のマーケット部門が売買監理業務を行なう“マーケットセンター”が一望できる
ウェンディと東証スタッフ
最後は、ウェンディと東証のスタッフとのふれあいの時間。「毎日来てほしい」という女性スタッフ


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