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イージーシステムズジャパン、情報セキュリティーソフトの最新版『ezFile Security Ver.2.0』の販売を開始

2004年03月24日 00時00分更新

文● 編集部

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イージーシステムズジャパン(株)は24日、情報セキュリティーソフトの最新版となる『ezFile Security(イージーファイル セキュリティ) Ver.2.0』の販売を4月8日に開始すると発表した。

『ezFile Security』は、DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)技術を利用して、企業の資産である個人情報などの漏えいを防止するためのソフトで、ドキュメントファイルを暗号化するだけでなく、利用制限(閲覧期間の限定/印刷禁止/保存禁止など)の設定や、利用履歴の管理などが行なえるのが特徴。

最新版では、1個のファイルに対して利用者ごとに異なる操作制限(閲覧期間制限/印刷禁止/編集禁止/保存禁止)を設定できるようになったほか“使用履歴管理”機能ではファイルの使用履歴や不正アクセスの形跡などを確認することも可能となったという。“誰がいつ印刷したか”といった情報を強制的に印刷させる“セキュア印刷”機能も追加されている。そのほか、オプションで、PKI証明書やICカード、生体認証にも対応する。

認証サーバーの対応OSは、Linux、Windows 2000 Server、UNIX。対応ウェブサーバーはApache、IIS。対応データベースは、PostgreSQL、Oracle、SQL Server。クライアントの対応OSはWindows 98 SE/Me/2000 Professional/XP。対応ウェブブラウザーは、Internet Explorer 5.0(SP2)以上。対応ファイルフォーマットは、DOC、XLS、PPT、PDF、TXT、RTF、TIFF、BMP、JPEGなどのほか、機械系の2D/3D CAD(AutoCAD、SolidWorks、CATIA V5、I-deas、Pro/ENGINEER、IGES、Unigraphics)のファイルフォーマットをサポートする。

販売形態は、売り切りタイプと、東京海上火災保険の“個人情報漏えい賠償責任保険”付きのサイトライセンスタイプの2種類を用意しており、価格は問い合わせとなる。

同社では、製造業での図面やデザインの保護、金融業や流通業での個人情報の保護など、幅広い用途を想定しており、9月までに約4億円の売り上げを見込んでいるという。

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