発表直後から話題を集めているレンジファインダー採用デジタルカメラ『R-D1』の周りには、人が絶えなかった |
ニコンブースに隣接したセイコーエプソン(株)のブースでは、11日に発表されたレンジファインダー採用デジタルカメラ『R-D1』(今夏発売予定)で撮影の楽しさをアピール。その隣では16日発表の家庭向け小型プリンター“Colorio me:(カラリオミー)”『E-100』(4月23日発売予定)で手軽に印刷。反対側ではエー・アイ・ソフト(株)が11日に発表した“デジタル暗室ソフト”『デジカメde!!フォト工房PREMIUM』(4月7日発売予定)による画像レタッチ講座を開催と、撮影から加工、出力までの一連の流れを自社(関連)製品でフルに提案するブース構成になっていた。
女性ユーザーを意識して、女性だけの開発チームを結成して作り上げたという小型インクジェットプリンター“Colorio me:”『E-100』 | エー・アイ・ソフトの“デジタル暗室ソフト”『デジカメde!!フォト工房PREMIUM』のセミナー風景 |
コニカミノルタがエキスポ前に相次いで発表したコンパクトデジタルカメラ『DiMAGE G600』(右)と、工事現場向けデジタルカメラ『DIGITAL現場監督 DG-4W』 |
コニカミノルタカメラ(株)は、2月13日に発表したレンズ交換式一眼レフカメラ『コニカミノルタα-7 Digital(仮称)』(今秋発売予定)をブース中央の目立つ位置に展示したものの、残念ながら触ることはできず、豊富な交換レンズ群とともにガラスケースの中に展示されるだけだった。レンズマウントは“ミノルタAマウント”を採用し、CCD自体を手ブレに応じて稼働する、独自の“CCDシフト方式”の手ぶれ補正機能を採用するため、装着するレンズによらず手ぶれ補正機能が効くのが特徴という。
そのほか、エキスポ前日の18日に発表した600万画素CCD搭載のコンパクトデジタルカメラ『DiMAGE G600』、今月5日に発表した工事現場向け防水防塵耐衝撃デジタルカメラ『コニカミノルタ DIGITAL現場監督 DG-4W』などが来場者の注目を集めていた。
『コニカミノルタα-7 Digital(仮称)』と、対応レンズ群 |
動画デジカメ“Xacti”シリーズを前面にプッシュする三洋電機ブース |
赤と黒で塗り分けたパンダと“ジーパン刑事”風の草彅 剛さんのコンビという、強烈な印象のTV CMでお馴染みの三洋電機(株)。同社ブースでも、このCMを繰り返し放映したり、等身大パネルを展示するなど、2月12日に発表した動画デジカメ“Xacti(ザクティ)”『DMX-C1』の“ミッドナイトブラック”と“アーバンレッド”の新カラーモデル、および今月11日に発表した小型動画デジカメ『DSC-J4』を多数展示していた。
拳銃を握るように構える独特のフォルムの“Xacti”『DMX-C1』(ミッドナイトブラックモデル) | コンパクトながら400万画素CCDとVGAサイズで毎秒30フレームの動画撮影機能を搭載する『DSC-J4(P)』(ミスティーピンク) |
近日発売予定のDSC-J4用オプションケース。本体カラーと合わせられる3色が用意されている。各2310円(税込) |
同ブースでユニークな存在として目を引いたのが、デジタルカメラとともに並べられた、テレコム三洋(株)の昇華型カードプリンター『デジタルフォトプリンター DVP-P1(S)』だ。キューブ型の本体で、現在は一部の携帯電話ショップなどで限定的に販売中だが、今後は量販店などを通じての一般販売も検討している。メモリースティック/SDカード/CF/スマートメディアに対応したメモリーカードスロットを持ち、パソコンなしで印刷可能。印刷時間は1枚あたり約40秒程度で、価格は2万円台半ばから3万円程度。