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KDDI、2GHz帯データ通信サービス専用カード『2GHz DO CARD』を発売

2004年03月19日 17時40分更新

文● 編集部

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KDDI(株)は19日、2GHz帯を利用するCDMA2000 1x EV-DO方式のデータ通信に対応したPCカード『2GHz DO CARD』の販売を31日に開始すると発表した。レンタルで提供していたデータ通信専用機器『DO-BOX』の提供を終了し、代わりに販売するもので、併せてサービスエリアの一部拡大と、料金体系も変更する。

『2GHz DO CARD』
『2GHz DO CARD』

『2GHz DO CARD(ディーオー カード)』は、データ通信速度が下り最大2.4Mbps、上り最大144kbpsのデータ通信カード。適用回線は1xEV-DO方式。形状はPCカード(Type II Extended)で、本体サイズは幅54×奥行き11×高さ110mm、重量は約50g。電源はPCカードスロットを利用する(DC3.3V)。対応OSはWindows XP/2000。(株)日立製作所が製造し、価格は1万4800円(税込み1万5540円)。購入申し込みは専用ウェブサイト“2GHz DO CARD購入専用サイト”で受け付ける。

サービス提供エリアについては、現在の東京15区(千代田/中央/港/新宿/文京/台東/渋谷/品川/目黒/豊島/中野/板橋/北/荒川/墨田)の環状7号線の内側で隅田川以西の地域のほか、新たに名古屋市中心部、大阪市中心部でサービスを提供する。

料金は、基本料を現行の月額2万1000円(税込み2万2050円)を月額1500円(税込み1575円)に変更し、無料通信料(無料パケット数)を1万9500円(税込み2万475円)(19万5000パケット)が廃止される。通信料はパケットあたり0.1円(税込み0.105円)で変わらない。また、端末レンタル料は不要になる。

新たにパケット通信料割割引サービスとして“パケット割WINミドル”と“パケット割WINスーパー”を提供する。“パケット割WINミドル”は、定額料が月額4000円(税込み4200円)、無料通信料(無料パケット数)が4000円(税込み4200円)(16万パケット)で、無料通信料超過分のパケット通信料がパケットあたり0.025円(税込み0.02625円)。“パケット割WINスーパー”は、定額料が月額7500円(税込み7875円)、無料通信料(無料パケット数)が7500円(税込み7875円)(50万パケット)で、無料通信料超過分のパケット通信料がパケットあたり0.015円(税込み0.01575円)。

対応するインターネット接続サービスは同社の“DION”とFTTHサービス“光プラスネット”の付加サービス“パケットサービス”。同社では対応プロバイダーを順次拡大する予定としている。

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