Shuttle製キューブ型ベアボーンPCの新モデル「SS56L」 | フロント下部のアクセスポートの作りが今までにないユニークなものとなっている | |
アクセスポートのカバーを閉じても使用可能だ | 横から見たところ。カバーを閉めるとアクセスポート部分全体が後方へ回転、ケーブルを本体に引き込む |
特別企画「今、ショップで一番売れてるベアボーンPCは?」でも、多数のモデルが挙げられていたShuttle製キューブ型ベアボーンPCに、新モデル「SS56L」が登場した。一見すると、シンプルなデザインのキューブ型PCと思えるが、フロント下部のアクセスポートの作りが今までにないユニークなものとなっている。
この製品は、昨年12月“Linux Cafe di PRONTO秋葉原店”で行われたShuttle主催による「シャトル クリスマスキャンペーン」でお披露目された「L Series」の第一弾となるモデルだ。最大の特徴となるフロントアクセスポートの仕組みは、ポートとカバーが連動することで、カバーを閉めるとアクセスポート部分全体が後方へ回転、ケーブルを本体に引き込むというもの。
電源やCPUクーラーの熱は一カ所にまとめられて排気される仕組み | 「SS56L」が採用するマザーボードは、チップセットにVGA機能統合の“SiS661FX”を搭載した「FS56」 |
マザーボードはチップセットにVGA機能統合の“SiS661FX”を搭載した「FS56」で、サウスブリッジはSerial ATA RAIDをサポートする“SiS964”ではなく、旧型の“963L”を採用している。FSB800MHzのPentium 4に対応するが、メモリサポートはシングルチャンネルDDR400となる。その他主なオンボードインターフェイスは、6チャンネルサウンドやIEEE1394、10/100Base-Tイーサネット、といった標準的なもの。価格はOVERTOPで3万7620円、アークで3万9780円、TSUKUMO eX.で4万1790円となっている。
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