(株)ライブドアは15日、取締役会において株式交換によりターボリナックス(株)を完全子会社とすることを決定し株式交換契約書を締結したと発表した。株式交換は5月6日を予定、割当比率はターボリナックスの株式1に対し、ライブドアの株式0.60153株式。
ライブドアは昨年8月からLinuxベースのデスクトップOSとして『LindowsOS 4.0日本語版』や、CDブートによってOSを起動する製品『LindowsCD 日本語版』の販売を行っている。一方のターボリナックスもクライアントOS『Turbolinux 10 Desktop』ほか、ビジネスサーバー向けOS『TurboLinux Enterprise Server 8』や『TurboLinux Cluster Server 8』などを販売中。ライブドアでは今回の子会社化により、ブランド力の強化のほか両社の技術力を活用した次世代Linux製品やサービスの研究開発、Turbolinux Chinaを活用したライブドア・グループの中国ビジネス展開の加速などのメリットを指摘。コンシューマデスクトップ、ワークステーション、サーバ市場に加え、アジア全域におけるOS市場の開拓を積極的に展開していくとしている。