マイクロソフト(株)は10日、オフィスソフトのOffice XPを対象としたサービスパック『Microsoft Office XP Service Pack 3』の提供を開始した。
『Microsoft Office XP Service Pack 3』のアップデートプログラムは、1台のパソコンを対象とした『Office XP Service Pack 3』と、サーバーから複数のパソコンに一度にインストールするための『Office XP Service Pack 3管理者用アップデート』の2本が用意される。アップデートに含まれるのは、同日付けで発表された緊急度の高いOffice XPとOutlook 2002のセキュリティー問題“Microsoft Outlook の脆弱性により、コードが実行される”の修正プログラムのほか、SharePoint Team Services、Office XP入力システム、Access 2002ランタイム、Office XP IME(Input Method Editor)などのセキュリティー修正プログラムや安定性/パフォーマンスを向上させるプログラムなど。
対象となる日本語版製品は、Microsoft Office、Office XP Professional Special Edition、Office XP Professional with FrontPage、Office XP Professional、Office XP Standard、Office XP Personal、Office XP Developer(Office XP Professional with FrontPageの部分)、Microsoft Word/Excel/Outlook/PowerPoint/FrontPage/Access/Publisher Version 2002。
ウェブサイト“ダウンロードセンター”や“Office Online”からダウンロードで提供するほか、CD-ROM(実費送付、6月ごろ開始予定)でも提供する。
