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NEC東芝情報システム、“NECトータルインテグレーションサービス株式会社”に社名変更――NECソフトが出資

2004年03月01日 22時58分更新

文● 編集部

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エヌイーシー東芝情報システム(株)は1日、4月1日付けで社名を“NECトータルインテグレーションサービス株式会社”に変更すると発表した。

同社は、汎用コンピューターの販売とサポートの目的で日本電気(株)と(株)東芝により1974年に設立された企業。今回の社名変更は、近年のオープン化の流れにより汎用コンピューター関連事業の規模が縮小していることから、NECと東芝の合弁を発展的に解消することに伴うもの。社名変更と同時に、株主構成は、NECが60%、東芝ソリューションが40%から、NECが60%、NECソフトが40%に変更となる。代表取締役社長に変更はなく、西川喜勝(にしかわよしかつ)氏が就任する。社名の略称“NTIS”については、ユーザーの認知度が高いことから今後も継続して利用する。

併せて、エヌイーシーソフト(株)が出資するとともに、SI/ソフトやシステムサポートなどの面でも支援を受け、NECグループのソリューションプロバイダーとして事業を推進するとしており、一部上場企業を含む既存のユーザーや新規ユーザーへのSIとアウトソーシング事業に注力するという。また、NECソフトと共同で、“CGAAソリューション部品センター”の設立や製品強化なども行なうとしている。なお、東芝グループとの提携は合弁解消後も継続し、製品の供給を始めとて、従来の関係を維持していくという。

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