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ニイウス、IBMワトソン研究所と共同研究の実施で基本合意

2004年02月25日 20時03分更新

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ニイウス(株)は25日、米国IBMワトソン研究所(以下ワトソン研究所)と次世代超並列システム技術の商業ユースへの応用に関する共同研究の実施について基本合意したことを発表した。本年4月を目途に、ワトソン研究所にて共同研究を開始する予定。

ワトソン研究所では、Blue Gene/LなどLinuxを使用した次世代超並列システム技術に関する研究を行いる。ニイウスでは、この次世代超並列システム技術を大規模商業ユースに応用するための検証作業へのSEの派遣と、ワトソン研究所からの情報提供スキームの確立により、IBM研究所との人的交流を深め、最先端技術の習得を通して競争力を高めていく予定。

今後近い将来には、IBMが提唱するオンデマンド、オートノミック・コンピューティング、グリッド・コンピューティングの概念に合致した次世代超並列システム技術 を、AIXをはじめとするアプリケーションシステムと連動させた高速演算商業用ア プリケーション処理が必要になると考え、これにより、現行の顧客ベースに超高速演算のシステム技術を付加することで大きな需要が喚起できると判断した。共同研究の場所はワトソン研究所内で行われ、ニイウスがアプリケーションモデルを提供する。

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